◇ティンホイッスルの吹きやすさランキング◇


レビューは、あくまで個人的な感想に過ぎません。初めに必ずこちらをご覧ください。

ランキングの基準

吹きやすさのランキングの基準ですけどー…、人によって「どのティンホイッスルがどれだけ吹きやすいか」というのは、個人の好みが少なからず入ってきて、かなり違ってくるでしょうから、あくまで、

「少ない息量で吹けて、トーンホールを押さえやすくて、トーンホールごとのピッチが合っていて、総合的に演奏が楽」

というのを基準にしました。ただ単に「ラクに吹けるティンホイッスルのランキング」に過ぎませんから、当然普遍的なものではありません。それをよく念頭に置いてくださいね。

満点の20点を基準に、減点方式でランク付けしています。最低点は1点です。

「初心者さんでも割と綺麗な演奏がラクにできるから初心者さんの最初の一本にオススメ」といわれているマイケル・バークのティンホイッスルは吹いたことがないので、わかりませんので、ランキングには入れてません。

(20点) クラーク スウィトーン

減点無し。かなり少ない息量で吹けて、トーンホールも押さえやすく、ピッチのバランスもいい。文句無しのトップ。

(19点) ディクソンSV

割と少ない息量で吹けて、トーンホールも押さえやすく、ピッチのバランスもいい。また、場合や人によっては、トップのスウィトーンよりも息がラクに感じることもあり得るかも。2オクターブ目の後半はスウィトーンと比べるとやや息量が必要だが、よほどの肺活量の無い人でない限りは、スウィトーンと同じくらいオススメなくらい息がラク。あとは個人の好みの問題かと。

(18点) ジェネレーション ニッケル

ごくたまーに、ローエンドが篭り気味になるけど、音自体は出る。(※2015年現在のジェネレーションは、金型が劣化していて、音が出にくいロットが多く出回っているそうですので、金型が作り直されるまでは買わないほうがいいかもしれません。2001年のランキング当時は本当に名器だったのですが・・・)

(18点) ジェネレーション ブラス

同上。(※2015年現在のジェネレーションは、金型が劣化していて、音が出にくいロットが多く出回っているそうですので、金型が作り直されるまでは買わないほうがいいかもしれません。2001年のランキング当時は本当に名器だったのですが・・・)

(18点) オーク

少し吹いて慣れないと、ローエンドを出しにくい。

(17点) オーク アコーン

スタンダードなオークに比べると、息量が必要。

(16点) フィードグ ニッケル

2オクターブ目のGのカスレを抑えるために、息使いに気を遣う。

(16点) フィードグ ブラス

同上。

(15点) ディクソン チューナブル

1ピースよりは息量が少なめで済むけど、低音部を出しにくい時がある。

(14点) ディクソン 1ピース

ややロングトーンがキツい。

(13点) スザート チューナブル

かなりロングトーンがキツい。

(12点) オーバートン

独特の息のテクニックが必要なので、ちょっと苦労する。音色はシブくてダンディなカンジなので、好みが別れるかも。

(11点) アドラー クラシック

息量が多めに必要。半音運指を使わない場合は、Cの運指に戸惑うかもしれない。

(10点) クレア ニッケル

トーンホールごとのピッチがバラバラなため、一人で吹く時でも、演奏中のピッチの微調整に苦労する。

(8点) ウォルトン ギネス

ウォルトンの中ではかなり楽だけど、高音部を出しにくい。
(現在ではウォルトンは品質がかなり改善されたようで、メロウD2015年モデルのページでフォローしています。かなり吹きやすい笛になっていると思います)

(7点) ウォルトン メロウ

ギネスよりも息量が多めに必要。
(現在ではウォルトンは品質がかなり改善されたようで、メロウD2015年モデルのページでフォローしています。かなり吹きやすい笛になっていると思います)

(6点) ウォルトン スタンダード

ハイエンドの音割れがひどく、吹きやすさという点でも使い物にならない。
(現在ではウォルトンは品質がかなり改善されたようで、メロウD2015年モデルのページでフォローしています。かなり吹きやすい笛になっていると思います)

(4点) クラーク オリジナル

トーンホールは小さくて押さえやすいが、かなりの息量が必要。

(3点) ショウ

かなりの息量が必要。

(1点) チーフテン 1ピース

非常識なまでに息量が必要で、ティンホイッスル再起不能に陥る危険性もある。問題外。・・・でも、息をたくさん使う管楽器から初めてティンホイッスルに来た場合、人によっては「ちょっと息がキツイ気はするけど、なんとか吹けるし大音量で吹きたいから、演奏性も表現力も個性も豊かなチーフテンが大好き」という方もいらっしゃいます。本当に個人の好みの別れる笛ですね。

一般的なランキングは、ここまでです。


めあの吹き方の場合

余興で、めあの吹き方の場合は、各ティンホイッスルの吹きやすさはどうなのか、を紹介します。

私は弱いタンギングをしながらかなり少なめの息を使い、喉を絞ってかけるビブラートを多用して、トーンホールを指先で押さえて、指先をずらして半音をコントロールする半音運指を多用します。この吹き方に合っている、私にとって吹きやすいティンホイッスルをランク付けしてみました。こっちは、改造版のティンホイッスルが入っています。

満点の20点を基準に、減点方式でランク付けしています。最低点は1点です。

(20点) ディクソンSV 改造版

減点無しでトップ。全てにおいて吹きやすい。私の現在の吹き方(かなり少ない息で吹く吹き方)に最も合っている。ノーマルのままでもピッチバランスがバッチリ取れていて全く問題ないのでトーンホール削りをやる必要がない。改造してるのはトーンホールの肉厚部分だけを斜めに削って指先で押さえやすくしたことと、ベルの出っ張りがデザイン的に気に入らなかったので平に削ったことだけ。2016年11月の時点で、デザイン・吹きやすさ共に、一番のお気に入りのティンホイッスルになっている。

(19点) オーク アコーン

SVと同じくかなり少ない息量で吹けるから自分に合ってる。

(18点) クラーク スウィトーン

テーパード・ボアなので、オクターブアップの時の息のスピードアップをあまり意識しなくていいから吹きやすいけど、トーンホールがもうちょっと大きかったら、もっと半音を使いやすいのになぁ。

(17点) オーク

同じオーク系列でも、こっちはやや息量が必要だから上の三つよりは吹きにくい。

(16点) ディクソン1ピース 改造版

以前はトップだったけど、最近吹き方が全体的に弱い息に変わってきてて高音部の演奏が辛くなってきたので、この順位。

(16点) ディクソン チューナブル

以前は吹きやすかったけど、吹き方が変わってきてるので、この順位。

(15点) ショウ 改造版

ノーマルでも、3オクターブ目のピッチが狂ってるけど、3オクターブ目を使わなければ、相当吹きやすい。テーパード・ボアな上にウインドウェイをかなり狭くしたおかげで、けっこう少ない息で高音部まで吹けるようになって嬉しい。それでもまだ息がキツイけどw 見た目はものすっごくお気に入りなんだけど、ここは「吹きやすさ」ランキングなので、この順位。

(14点) ウォルトン ギネス 改造版

トーンホールがザラザラで使いにくい。

(13点) ジェネレーション ブラス

ごくたまーに、ローエンドが篭り気味になる。(※2015年現在のジェネレーションは、金型が劣化していて、音が出にくいロットが多く出回っているそうですので、金型が作り直されるまでは買わないほうがいいかもしれません。2001年のランキング当時は本当に名器だったのですが・・・)

(13点) ジェネレーション ニッケル

ごくたまーに、ローエンドが篭り気味になる。(※2015年現在のジェネレーションは、金型が劣化していて、音が出にくいロットが多く出回っているそうですので、金型が作り直されるまでは買わないほうがいいかもしれません。2001年のランキング当時は本当に名器だったのですが・・・)

 

(12点) フィードグ ニッケル

ハイエンド付近が出しにくい。私の息のスピードが上がりきらないせい。

(12点) フィードグ ブラス

同上。

(10点) クレア ニッケル

トーンホールごとのピッチがバラバラなため、一人で吹く時でも、演奏中のピッチの微調整に苦労する。

(9点) オーバートン 改造版

ピッチバランスはかなり満足できるのだけど、DとEのトーンホールの距離がかなり離れているために指先で押さえにくく、指が疲れる。

(6点) ウォルトン スタンダート 改造版

改造してもこんな点数って…。元々の出来がひどくて、改造して、やっとティンホイッスルとしての最低限の性能が出たカンジ。

(5点) ウォルトン メロウ 改造版

息量が多い分吹きやすかったけど、例によって最近の吹き方が変わってきてて以下略。

(4点) スザート チューナブル

息がキツイ。トーンホールが押さえにくい。

(3点) アドラー クラシック

管体が太いので、指先が使いづらい。息がキツイ。トーンホールが押さえにくい。

(2点) クラーク オリジナル 改造版

トーンホールが小さいのは指先で押さえやすいからいいんだけど、息がチョ〜キツイ。

(1点) チーフテン

昔はよく吹いてたけど今の私には吹けません。息がキツすぎてきっと肺がパンクします。

 

めあの場合の吹きやすさは参考になりましたか? まぁ、こっちは余興ですから、参考にはならないでしょう。

最初に書いた一般的なランキングのみが、皆さんの参考になるかと思います。


補足 : ランキングを公表する目的

以前、とある人から、「ティンホイッスルの吹きやすさランキングをするなんて、ナンセンスで、くだらないことだ」というような意味のお叱りをいただいたことがあります。「自分が好きならばそれだけで充分で、ティンホイッスルのランキングなんて愚か者のすることだ」というような意味のお叱りをいただいたこともあります。確かにそういう考えも尤もだと思いますし、それはそれで、人それぞれの考え方と価値観ですから、お叱りをいただいても全然構いません。

しかしですね、このランキングは、私が楽しんで作っているものではありますけど、少しでも、「ティンホイッスルを知らない人たちに、機種ごとの性質や特徴を元にした吹きやすさランキングを見てもらって、ティンホイッスルを選ぶ時の参考にしてほしい」という気持ちから作っているものなんですよ。初心者って、こういう吹きやすさのランキングがあれば、選ぶ時に解りやすいと思いますから。

ですので、「ナンセンスだ」とか「くだらない」とか「愚か者」とか言われても困ります。

私が個人的に感じたことを書いているので、主観的な部分もかなりありますけど、それでも、ティンホイッスルについて、いいところも悪いところも全部書いたほうが、閲覧者の方々の参考になるでしょうから。


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