◇はじめに:ティンホイッスルのレビューや評価について◇


あくまでも、うちのサイトの考えに過ぎない

誰に指摘されたわけでもなく、ただなんとなく「誤解を招かないためにも一応ハッキリ書いといたほうがいいなぁ」と思ったので書きますけど。

このティンホイッスルの解説のコーナーで、それぞれのティンホイッスルにつけている評価は、あくまでも「うちのサイトの考え」に過ぎません。うちのサイトは、ロックやポップスやフォークソングや自然派音楽などの現代音楽にティンホイッスルを取り入れる場合に、ティンホイッスルのトーンホールごとのピッチバランスがより完璧に近いものが望ましいと考えて、特にピッチバランスの良さを基準にして評価しています。

ピッチバランスというのはつまり、ピアノでいう調律と同じで、それぞれのトーンホールの音程が本来の音程に合っているか、それによってメロディを吹いた時にバラバラの音階にならずに「調律が合っている=ピッチバランスがいい」と感じるかどうか、という意味です。

現代音楽ではどの楽器も特にピッチバランスについてはかなり厳しい要求をされるので、現代音楽に取り入れるならばティンホイッスルもそれに見合ったピッチバランスでなければならない、という考えから、うちのサイトではあえて厳しい評価をつけています。

でもですね、本来ティンホイッスルっていう楽器は、そこまで必死になってピッチバランスの良し悪しを睨みつけるような楽器じゃないんですよね。「ある程度音程が合っていれば、まぁそれでいいや」という、とてもお気楽気分な楽器なんです。特にティンホイッスルが多用されているアイルランド伝統音楽では、「演奏しているその場の雰囲気や味を大切にすればいいんだよ。ピッチバランスなんて二の次だよーん」っていうおおらかな使われ方をしていて、それが本来のティンホイッスルの使われ方なんですよ。

ですから、うちのサイトのティンホイッスルの評価を読んで、「こやつはずいぶん神経質で厳しいことを言ってるな」と思う人も多いでしょう。たとえばウォルトンのスタンダードなどはその代表例で、うちでは「ピッチバランスが悪すぎて使いものにならない」とキッパリ言い切ってます。でもこれは現代音楽に取り入れる場合にだけであって、ティンホイッスルの本来のお気楽な使い方をするならば、ウォルトンのスタンダードは充分に合格点で、使えるいいティンホイッスルなんですよ。現在ではウォルトンは品質がかなり改善されたようで、メロウD2015年モデルのページでフォローしています。

それに、個人的にもウォルトンの、あの「ヴォアァ〜」というカスレた哀愁を帯びた篭ったような音色は大好きなんです。D管のウォルトンだけでなく、C管のウォルトンも音色が大好きで、よく吹いていたものでした。大好きなメーカーだから頑張ってほしい、だからあえて厳しいことをメーカーに言っている部分もあります。お気に入りだからってだけで、ただベタ褒めして、悪い部分を隠すんじゃ何の意味も無いですし、皆さんの参考にもならないでしょうから。

それから、ティンホイッスルの機種によっては、ピッチバランスを平均律ではなく純正律に合わせているモデルも多いのかもしれません。D管でkey=Dやkey=Emの曲を多く吹くことを大前提として、なおかつ純正律を基準にして作られているのならば、話が全然変わってきますから。その意味でもティンホイッスルのピッチバランスの話に関しては、私には断言はできませんし、するつもりもありません。

要するにうちのサイトでは、「平均律が主体の現代音楽に取り入れる場合に、そのティンホイッスルが使えるかどうか」という基準で書いているに過ぎません。ピッチバランスの完璧さだけでなく、各オクターブの音量のバランスなども同じ基準で書いているに過ぎません。

気をつけていただきたいのはその部分です。うちのサイトで「このティンホイッスルは使いものにならない」と書いている評価をそのまま受け止めて「じゃぁこのティンホイッスルは不良品で、アイルランド伝統音楽でも使いものにならないんだな」とは思わないでほしい、ということです。

各人がティンホイッスルを何のどういう音楽に使うかによって、各人のティンホイッスルへの評価は大きく変わってくるものですよね。うちのサイトの評価はあくまでも、私「めあ」の使用目的(現代音楽に取り入れるという目的)を基準にして評価をつけているだけなんです。

なので、うちのティンホイッスルの評価を読んだ皆さんは、「ふーん、そーゆう考え方もあるんだなー」という風に参考程度にとどめてもらって、あとは皆さんがそれぞれご自分で、どの音楽に取り入れるかを基準にして、そのティンホイッスルが使えるか使えないかをご自分で評価してほしいと思っています。それによってティンホイッスルの使用目的がうちのサイトと大きくかけ離れている場合は「めあ4歳のティンホイッスルの評価は間違っている」と思ってもらっても一向に構いません。

早いハナシ、使用目的や考え方や価値観は人によって千差万別ですから、評価も千差万別だってことです。ティンホイッスルについては普遍的で絶対的な評価は無いということですね。

それから、うちのサイトのティンホイッスルの評価は、私「めあ」の個人的な見解が多く含まれていることも忘れないでください。他の人が同じティンホイッスルを吹いてみたら、うちのサイトの言ってることとはかなり印象が違った、という場合も多いかもしれません。まして私はアイリッシュをやらない人間なので、アイリッシュをやる人とは尚更認識のズレがある可能性も高いと思いますから。

それに、私は先生みたいになって教えるほどのテクニックはないし、いろんな特性のティンホイッスルを同時に使い分けて吹きこなすほどの器用さも持っていませんので、尚更偏った評価になってしまっている可能性もあるかもしれません。そこのところをよく覚えておいてください。何せ楽器歴「だけ」は長いくせに楽器本体のこと(音出しの仕組みとか)もあまり理解していないので、そういう意味では素人ですので、私の書いてることをそのまま鵜呑みにしないでくださいね。ただ感じたことをダラダラ書いてるだけの個人的な趣味のサイトに過ぎませんから。

いかにもティンホイッスルの情報が豊富なサイトっぽく見えても、実は、上達が極めて遅い、リズム音痴で音感も不安定な管理人が長年ダラダラやっている、ただの知ったかぶりの見栄っ張りなだけのサイトですから(笑)。

宜しければ、こちらも参照願います。


まとめ

それから、ティンホイッスルって笛は、吹き方一つでどうにでもなる、つまり(私みたいなヤツじゃなくて)本当に上手い人が吹けば、ピッチバランスが悪いとか音色が悪いとか思ってた笛が魔法の笛に変わるようです。「ようです」って言い方は、私にゃできませーんって意味ですw

千円のやっすいティンホイッスルでもプロ級の演奏をする人が多くいらっしゃる限り、結論は、「ティンホイッスルを選ぶにあたって、自分が気に入ったらそれでいいんでない? どんなメーカーのどんな機種でも買って損はしないよ。千円のティンホイッスルでも吹き方一つで千円が一億円並みの音色と演奏に変わるよ」ってことです。

ただ、私ゃ吹いたことないのでわかんないんですけど、バークみたいな完成度の高いといわれているティンホイッスルは、初心者さんにとっては綺麗な演奏がラクにできるから初心者さんの最初の一本にオススメ、ってことも事実でしょうね。

そういうわけで、うちのティンホイッスルの評価やレビューはただ単に個人的な感想に過ぎず、情報の一粒に過ぎないので、「ふーんそういう感じ方や考え方もあるんだなぁ〜いろんな人がいるな〜」って思いながら、リラックスして読んでくださいねー。


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