読んでいて不快な気分にならないために一応書いておきますが、これは随筆なので「ですます口調」はあえて殆ど使っていません。あらかじめご了承ください。
下に行くほど新しいログです。
2024/04/27
私の造語で「つかーり」という言葉がある。
何かというと、横笛を唇に付けたり構えたりすると唇に力みが入ってしまう現象だ。笛「付け構え力み」、略して「つかーり」と個人的に呼んでいる。
この「つかーり」の現象に今困っているところだったりする。
つかーりの症状が出ると、唇に力みが入るために息漏れがひどくなって燃費が最悪になったり、息漏れの分息のスピードが上がらなくて高音部が出にくくなったり、ひどい時には音がブツ切れになったり音自体が出なくなったりもする。
ただ、横笛の頭部と末尾を両手で水平に持って、吹く時の構え方にせずに吹いてみると、ヒーリーやゲマインなどはハイエンド(2オクターブ目の最高音C#)が出てくれるし、その状態でけっこう長いロングトーンもできるので、アンブシュア単体でいえばもう既に完成に近付いていると思う。もちろん頭部管だけでも余裕で鳴らせるようにまでアンブシュアが回復している。
だがイザ演奏しようと構えると、つかーりが出ることがあって息漏れが出て燃費も最悪になって、息漏れの分息のスピードが上がらなくて高音部が出にくくなって、音もブツ切れになって非常に困りものだ。
私が未だに演奏動画をアップできずにいるのは、このつかーりのために良い演奏がまだ全然できないからだ。なんとも不甲斐ないことで・・・
さて、前置きが長くなってしまったが、つまりは私の構え方に無理があるから体に力みが入って唇も釣られて力んでしまうのは明白で、それをなんとか自然で無理のない構え方にしたいと思い、首の回し具合や腕・手首・指の角度などをヒーコラいいながら模索している、というのが最近の状況だ。
ある人が「横笛はアンブシュアよりも構え方のほうが重要」と言っていたが、まさにその通りだわーと痛感している今日この頃である。
構え方に殆ど無理がなくなれば、つかーりは治って、唇の力みも息漏れによる最悪な燃費も、息漏れの分息のスピードが上がらなくて高音部が出にくくなることも、音のブツ切れも、全てなくなるようになる。そこでやっとマトモな演奏ができるようになる。それを目指して頑張り中なのであります。
はいーーー、アンブシュアが治ったと思ったら今度は構え方に大きな問題があることに気付いたワケで・・・ やーーーれやれ、死ぬまで研究と練習のタネ尽きな〜〜〜い。
構え方を直すために今後も研究と模索を続けていきたい。早く演奏動画アップしたいよ〜。
2024/08/27
これまた私の造語で「ニヤけ力み」という言葉がある。
練習中に面白おかしいことを思い出してニヤけてしまうことだが、この「ニヤけ力み」が出ると当然口が横に引っ張られて、私の吹き方である「上唇の内側の粘膜を下向きに伸ばし被せ」ができなくなる。
口が横に引っ張られる分、今度は横向きに力みが入ってしまい、上唇が下向きに伸びなくなるからだ。
なので練習中は極力思い出し笑いをしないように気を付けているし、思い出し笑い自体が不気味なので治したい。なんともバカバカしい悩みである。
しかし「ニヤけ力み」とは我ながら上手い表現だ(笑)
つかーりと同様に、私の最大の課題は、いかにして力みが出ないようにするかに尽きる、と痛感している今日この頃。
(今後も時々加筆予定)
アンブシュアが完治するも、今度は構え方に大きな問題が・・・(今見ているページ)