※レビューは、あくまでも主観・個人的な感想であって、「吹きやすい」という表現は、あくまでも「自分の吹き方に合っている」という意味に過ぎません。別の人が吹いたらきっと吹きやすさの印象が全然違ってくるでしょうね。
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もともとこの笛はノンチューナブルなので頭部管が接着されているために動かなくて、頭部管を手前に回して吹かないといい音が出ない私にはとっても不便でした。仕方ないから両腕を内側にかなり丸め込んで吹いてたけど、それだとどうしても力んでしまって自然な演奏ができなくて困ってました。
そんなある日、あれ?と気がついたのが、頭部管と胴部管を接着しているジョイント部分の接着が甘くて、ジョイントがぐらついていることに気付いたんです。
これはもしかしたら頭部管を手前に回せるタイプに改造できるかもと思って、接着の甘い部分を慎重にギシギシねじってたら、パキっという音と共に頭部管が外れました。ただしヒビが入った状態でwww
それで頭部管を好みの角度に回した上で、応急処置として業務用の強力なガムテープでぐるぐる巻きにしてガタつきや息漏れを無くして、出来上がったのが、これ。
ご覧のように、ディクソンはリッププレートの特殊な形状のために通常のピッコロよりはエッジが遠くなっているので、それも見越して頭部管をかなり手前に回してます。
どんだけ回せば気が済むねん! というくらいにかなり手前に回してる。
でもこの改造のおかげで、今までの苦労がウソみたいによく鳴ってくれるようになりました。2オクターブ目もギンギンに鳴ってくれるようになりました。
これはあくまでも応急処置なので、近いうちにちゃんと接着して完全に固定して、ガムテープを剥がしたいです。
・・・ってか、この改造をすればよく鳴ることがわかったんだから、いっそのこと、チューナブルだから当然頭部管を手前に回して吹けるディクソンのDX015Dか、その一つ上の機種のDX016Dを買ったほうが早いのかもしれないですね。