◇「死後世界地図(全3巻)」から◇


※今までの断定口調を修正しました。もちろん長年の研究の結果、神様や霊界の存在は100%信じていますし、公言して、はばかりません。ですからその意味では断定口調のままでもよかったのかもしれませんけど、こんな未熟な魂の自分がエラソーに見えちゃうの恥ずかしいから、やっぱしここは分相応に、「〜らしいです」「〜だそうです」とかの、「〜って偉い人が言ってた」表現に変えています。上から目線とか教条的とかにだけは、絶対になりたくないので。

要するに、私は霊的真理を教える側じゃなくて、どこまでも「教わる側」のヒヨッコ魂なので、自戒を込めて、自分に強く言い聞かせるつもりで書いています。


「死後世界地図(全3巻)」から、霊的真理をピックアップしていきます。

土葬と火葬について。霊界通信では土葬よりも火葬を強く奨めています。理由は、土葬の場合、埋葬された肉体が完全に滅びるまでシルバーコードが切れず、その間幽体が肉体から離れられないからだそうです。四十九日というのは土葬された肉体が完全に滅んで骨になるまでの期間のことをいうそうで、その間幽体は人間界を彷徨います。ですから火葬のほうが理想的なんだそうです。

死んだ人に対する過度の悲しみについて。死んだ人に対してあまりに過度に嘆き悲しむと、死んだ当の本人の霊はその悲しみの念に引き寄せられて、夢幻界に上がることができず、いつまでも人間界にとどまってしまうそうです。過度に悲しむのはヤメて、死んだ人が早く夢幻界に上がれるように祈ってあげることのほうが重要なんだそうです。

再生について。全ての人が魂の修行のために再生をするワケではないそうで、霊界の下層部に落とされて、そこで修行をするという方法をとる場合もあるそうです。霊に修行を与える守護霊や指導霊は各人によって考え方や方法が様々なので、このような方法をとることもあるそうです。再生するか、霊界の下層部で修行するかは、守護霊や指導霊と本人がよく相談して決めるらしいです。私個人的には下層部でもいいから霊界でのみ修行をしたいですね。まー、そういう「解脱」は私にはまだまだ無理でしょうけど。

自縛霊にならない方法について。死んだ後も人間界での未練や後悔や恨みの念を抱いていると自縛霊になってしまう、というのは昔からよく言われてますよね。そうならないためにも煩悩や執着を捨てることが大事なんだそうです。

罪と償いについて。人間界で犯した罪は、生きているうちに同様の方法でもって償うか、霊界に行ってから何かしらの方法で償えば、そのカルマは清算されるそうです。もう一度人間界に再生して罪を償うこともあるらしいですけど、霊界において心からの悔い改めをしてからでないと、再生の目的は意味が無いのだそうで。また、人間界への再生ではなく、霊界において誰かの背後霊の一人になることで、間接的にカルマの清算をする場合もあるらしいです。

相手を許すことの大切さについて。自分をひどく傷つけた相手を恨んだり復讐心を燃やしてしまうのは、人情的に仕方がないことでしょうけど、相手を許し、悪感情に対して善意で返すことはとっても大切なんだそうです。かなり難しいことですけど、これができるようになれば、霊性がかなり上がった証拠なのは間違いないと思います。

霊界での生活を恐れることについて。死を恐れ霊界での生活にも恐怖を感じるという人は少なくないでしょう。確かに人間界であまり善を為さず、魂の成長のための修行をおろそかにした人は霊界ではかなり下の界層にしか行けませんでしょうけど、常に「魂を成長させたい」と願っている人は霊界に行っても進歩の一途をたどるワケですから、恐れる必要なんて全くないんでしょうね。大事なのは「魂を成長させたい」という気持ちなのでしょう。

霊界の下層部について。仮にある人が死んで霊界の下層部に行ってしまった場合、いつまでもそこにとどまるということはないそうで、魂の成長を願う気持ちさえ芽生えれば、すぐにでも一段上の界層に上がっていけるそうです。逆に、いつまで経っても向上心が芽生えなければ上の界層には行けないらしいです

愛することについて。人間や霊の感情の中で最も大切なのは愛の感情だそうです。誰かに愛されることも大事ですけど、それよりも誰かを愛することのほうがもっと大事なのだそうです。周りに愛を与えること(利他愛)が最も重要ということで。たとえ人間界でそれができなくても、霊界に行ってから利他愛の実践をしても遅くはないのだそうですけど、できれば今世のうちにやっておきたいものです。

孤独な人について。「自分は孤独だ。誰も愛してくれない」と思っている人でも、生み育ててくれた両親の愛を忘れてはいけませんし、守護霊もずっと愛をもって背後から見守ってくれています。何よりも人類は全員、神から愛されているんですから、「自分は孤独だ」なんて思うことはないのだそうです。

霊界での肉体的な苦痛について。霊界の中でも人間界に近い、極めて低い界層では、肉体的な苦痛を感じるそうです。すでに肉体はないんですけど肉体的な苦痛を感じるらしいんです。夢幻界の中層部あたりにまで上がると物質性がほとんどなくなるので、やっと肉体的な苦痛から開放されるというワケらしいです。

過ちを正すことについて。人間界で生きているうちに過ちを正しておくのが理想的で、なぜなら、正す方法はいくらでもあるからで、これが死んで霊界に行ってからだと、過ちを正す方法がものすごく限られてしまい、かなり難しいものになってしまうからだそうです。

霊界での姿について。霊界では、心の状態がそのまま姿になりますから、清い心の持ち主は清い分だけ綺麗な姿に、醜い心の持ち主は醜い分だけグロテスクな姿になるそうです。特にあまりにも醜い心の持ち主の姿は顔を背けたくなるほどのグロテスクさだそうです。個人的な意見ですけど、これはかなり恐ろしいことです。たとえ僅かであっても醜い心を持っていると、その分だけ姿も醜くなるんですから、女性としては怖くてたまりません。そうならないためにも、日ごろから心を清く保つようにして、悪感情を決して抱かないで、謙虚な気持ちで愛に生きることが大事だと思っています。結局は、いつも霊的成長を心がけていれば、いろんな意味で幸せになれる、ということですね。

愛と憎しみのリンクについて。霊界で最も威力を発揮するパワーが「愛」と「憎しみ」なんだそうです。愛は当然わかるとしても、憎しみのほうは、相手を憎んでいるといつまでたってもその相手と憎しみのリンクで繋がってしまうんだそうです。生前はもちろん死後もずーっと繋がっちゃうんだそうな・・・霊界に行ってまで嫌いな相手と繋がっているなんてイヤですよね。ですから、自分自身の魂を開放するためにも、できれば今世のうちに、遅くとも霊界に行ってから相手を許してあげることが大切なんだそうです。

なんのために人間はこの世に生まれてきたのか、その答えは、「この世は愛を学ぶための学校」なのだそうで。身につまされることが多すぎて耳が痛いですよ本当に。「愛する」ことがいかに大切か、それを最近になって本当に実感しています。この4コマ漫画、泣けてきて大好きです。

 

以下、補足です。

「死後世界地図(全3巻)」の中でも、もっともとっつきやすいのが「地上生活編」でしょうね。「これから霊界のことを研究してみたいけど、何から読んだらいいのかな?」という人にオススメだと思います。もちろん3冊全部読むのが一番いいんですけど、あとの2冊は所々に内容がダブっている箇所が多いんですよね。

その点、「地上生活編」は漫画も入ってわかりやすいし、特に女性の観点から書いている部分も多いので、柔らかい文体で読みやすいと思います。


「死後世界地図(全3巻)」の中でもオススメの一冊、「地上生活編」

 


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