◇練習用の押し入れ防音室(土台作りと防音材設置)◇


まずは土台作り

私は今まで、ティンホイッスルは外で吹いてることが多かったんですよ。家の中で吹くと、夜勤で昼間寝てる人とか、赤ちゃんを寝かせている人とかが近所に居たら申し訳ないので。かといってスタジオやカラオケボックスだとお金がかかるし。

それで思いついたのが、押入れを防音室に改造してみよう、ということです。完全防音は無理でしょうけど、無事に出来上がったら、少なくとも近所の迷惑にはならないでしょう。

予算はあまり無いので、できるだけ安い材料を探してみました。2万円以内で治まれば御の字かな。

改めて押し入れの元の状態を確認してみたんですけど、AC電源コードは以前から押し入れの中に引き込んでコンセントを付けてるので、電源の心配は無し。

ところが、意外と床の強度が低いことが判明。これはマズイ。そこで強度アップのために、元の支柱の角材に交差させる形で新たに角材を敷いて、その上からベニヤをかぶせることにしました。床を二重構造にするということです。

ベニヤ設置完了。これで格段に床が頑丈になりました。まずはよかった。

天井材ボードを木ネジで天井に止めます。これで天井も二重構造になりました。

新たな角材とベニヤを使って、部屋にします。

向かって右側と中央が押し入れの元の壁、左側がベニヤを取り付けた新しい壁です。

壁と床の防音方法は、いちばん悩みました。どうゆう材料を使って防音するかいろいろ考えて、壁には硬質ポリ板の裏側に薄いゴムを貼り付けたものを使い、床には天井と同じく天井材ボードを使うことにしました。

この上から、プラスティック製のダンボールを貼ることにしました。天井と壁に両面テープで貼り付けて、更に釘を打ち付けて補強しておきます。

プラダンボールを貼った結果、床と天井は三重構造、壁は四重構造になりました。

プラダンボールの継ぎ目にアクリル性のシール材を塗って、継ぎ目の隙間を完全に塞ぎます。これをありとあらゆる継ぎ目に塗って塞ぎ、防音効果をアップさせます。

続きは、「練習用の押し入れ防音室(ドアを取り付けて完成)」をご覧ください。


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