◇「エンサイクロペディア大霊界 - 月の巻」から◇


※今までの断定口調を修正しました。もちろん長年の研究の結果、神様や霊界の存在は100%信じていますし、公言して、はばかりません。ですからその意味では断定口調のままでもよかったのかもしれませんけど、こんな未熟な魂の自分がエラソーに見えちゃうの恥ずかしいから、やっぱしここは分相応に、「〜らしいです」「〜だそうです」とかの、「〜って偉い人が言ってた」表現に変えています。上から目線とか教条的とかにだけは、絶対になりたくないので。

要するに、私は霊的真理を教える側じゃなくて、どこまでも「教わる側」のヒヨッコ魂なので、自戒を込めて、自分に強く言い聞かせるつもりで書いています。


「エンサイクロペディア大霊界 - 月の巻」から、霊的真理をピックアップしていきます。

霊界研究の大切さについて。数多く送られてくる霊界通信の中でも最も多いのが、「人間界に居た時、どうしてもっと霊界の研究をしておかなかったんだろうか」という後悔の言葉らしいです。死んで霊界に行って、それから初めて霊界の秩序を知った時、人間界に居た時に霊界研究をして魂の成長を成し遂げていれば、こんな低い界層に行かずにすんだのに、という風に激しく後悔している様子が浮かんできます。やはり、生きている時の霊界研究は魂の成長にとって、そして少しでも高い界層に行くためには、絶対に必要なんですね。

神の叡智と配慮について。人間が死んだ直後は、今まで過ごしてきた人間界とほぼそっくりの環境が出現するのだそうです。周りの人たちの身なりや生活ぶり、街や自然の風景、空気のおいしさなど、ほとんど人間界と同じらしいです。これは、死んだばかりの人間がショックを受けないようにという神の叡智と配慮によるものだそうです。死んだ直後の環境が今までと全く違っていたら本人は強いショックを受けて、死後の世界に馴染むことができないでしょう。そうならないようにとの配慮なんですね。よって、私達は安心して死ぬことができるというワケです。

霊界での自分の姿について。夢幻界を始めとする霊界では、心に念じるだけで自分の姿を変えることができるそうです。生前の若い頃の姿に戻りたいと思えばそれも実現しますし、意念のチカラと本人の霊的な能力次第で、全くの別人の姿にもなれるようです。ただ、何も念じていない状態の時は、薄紫色のマリのような姿になっているそうです。そして本人が何かを念じれば、人間の姿になるそうです。これは大変興味深いことです。霊界で心をカラッポにして精神統一の修行をしている時は、本人はマリ状の姿になっているというワケですね。

精神統一の大切さについて。夢幻界に入ってきた霊の最初の、最も基本的な修行は、煎じ詰めれば精神統一の一言に尽きるそうです。雑念を払いのけてただひたすら心をカラッポにして、意識を集中する。そうすることによって自分の心の状態がだんだん上がっていき、周りの環境もそれに伴って良くなっていくのだそうで。夢幻界での修行は精神統一の他には何もないと言っていいほど大切なもので、それをしなければいつまでたっても上の界層には上がれないそうです。精神統一がうまくできるかできないかで、夢幻界でのランクが決まるそうです。また、人間界での仕事の大半も人間による精神統一の結果だそうです。

死の自覚について。生前霊界研究をしていて死後の世界のことを知っていた人は、死の自覚が非常に早いらしいです。逆に霊界研究を全くせずに死んだ人や唯物論者は、死の自覚が非常に遅いらしいです。死の自覚が遅いと、いつまで経っても薄暗い場所で彷徨っているか、人間界に極めて近い界層でうろつく浮遊霊や自縛霊になったりしてしまいますよね。そういう意味でも、生前の霊界研究はとても大事だと思います。

再生について。本書によると、再生する人間としない人間が居るとのことで、数回再生する人間も居れば、一度きりの人生で人間界を卒業できてしまう人間もいるらしいです。おそらく、魂の成長のために霊界でのみの修行をしたほうがその霊に合っているという場合かもしれません。

地獄的な界層について。夢幻界の最下層部や中間境などの極めて低い、いわゆる地獄的な環境の界層には、女性よりも男性が多く、特に若い男性が多いそうです。とはいえ男性といってもいろんな人が居ますし、女性よりも男性のほうが霊的に劣っているワケでもないんですけど、若い男性は時折、粗野で乱暴で肉体的本能に支配されてしまっている人が居るので、そういう人が該当するんでしょうね。もちろん女性でもそういう性質を持っていれば該当するでしょう。また、生前に大金持ちで他人を食いものにした人間もその界層に居るでしょう。

霊界での曜日について。霊界では時間の観念がないことは周知の事実ですけど、かなり上のほうの界層(狭義の霊界やそれ以上の界層)では、空の色によって曜日が解るらしいです。紫の空は月曜日、赤い空は火曜日、青い空は水曜日、緑色の空は木曜日、金色の空は金曜日、銀色の空は土曜日、真っ白な空は日曜日という具合らしいです。人間界に近い夢幻界などの世界では空の色が変わることはないので、曜日が解らないそうです。

神や同胞や自分への責務について。神に対する責務は、神の認識と崇敬とのこと。同胞に対する責務は、同胞への貢献=利他愛の実践だそうで。自分に対する責務は、健康な体を維持し、霊的な知識を高め、霊的真理を求めて善行に励み、精神統一や祈りをすることらしいです。要するに霊主肉従になることでしょうね。

(スピリチュアリズム関係の書籍からの霊的真理のピックアップは、これで全て終わりです)


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