A
テナー管は、大雑把な言い方をすると低い音域の出るティンホイッスルのことです。
D管に限って言うと、ソプラノD管ティンホイッスルの出せる音域を、まるごと1オクターブ分下げたものがテナーD管ティンホイッスルです。
また、たくさんの音域があるLow管の中の一機種がテナー管なので、テナーD管のことをLow D管と呼ぶことも多いです。一般にはLow D管という呼び方のほうが普及しているようです。
A
テナーD管の長さはソプラノD管の約2倍で、60センチくらいです。かなり長くて太くて大きいので、重さもそれなりにあります。
A
イギリスの「オーバートン」というメーカーです。ソプラノ管に比べたらテナー管の歴史は浅いんですけどね。
A
テナー管の場合はちょっと高いですね。お財布に2万円から3万円くらいは用意しておきましょう。
A
元祖となったオーバートンは全管アルミニウムですけど、その他のメーカーの機種はいろんな材質があります。ブリキやプラスチックや真鍮などが主です。
A
ティンホイッスルを吹いたことのない人がいきなり始めからテナー管を吹く場合、吹き方自体に慣れていないために、マスターするまで余計な時間がかかるかもしれません。ソプラノ管を吹きこなせるようになってからテナー管に進んだほうが、よりスムースにいくと思います。
もちろん始めからテナー管を吹いても、問題はありません。要はその人の管楽器の経験と努力次第でしょうね。