お風呂に持ち込んで吹く
バカなことをやってみましょう〜、その1。
お風呂に入っていると、湯船に浸かっている時は何もすることがなくて、退屈です。そこで、湯船に浸かりながらティンホイッスルを吹いてみようかな、と。
水分にも熱にも強いティンホイッスルはなかなか無い(オーバートンは大丈夫だけど持ち込みたくない)ので、ウォルトンのギネスを選びました。
Walton's
Guinness Soprano D
管体はアルミニウムなので安心。あとはマウスピースが熱で変形しないか、という心配だけですね。まぁ、手に持って吹くんだし、うっかりお湯に落としても、風呂のお湯程度じゃぁ少々の時間漬けてても大丈夫でしょう。
それでも、もしウインドウェイの形が変形しちゃった時は、プラスティックパテでウインドウェイを成型し直すことにします。ウインドウェイを通せる大きさに、プラ板を切ります。それにパテをなすり付けます。
パテの付いた板をウインドウェイに通して、ウインドウェイ内部の全体にパテを塗ります。
パテが乾いたら、細かい目のサンドペーパーで磨きます。
できるだけ形が整うように磨いて終わりっと。
エッジが変形したら、プラ板で作り直します。まず物差しなどで、ウインドウェイ出口からの距離や高さなど、元のエッジの位置を計って、何かにメモしておきます。元のエッジはヤスリで削って取っ払って、同じ位置にプラ板を接着剤で付けます。
息への反応を良くするために、エッジの先端(ウインドウェイ側)を斜めに削ります。
これで終わりです。さて、またお風呂で吹けるぞ〜。近所迷惑だからあまり長くは吹けないけど。
マウスピースを回す
バカなことをやってみましょう〜、その2。
マウスピースをクルッと180度回して、オカリナみたいに、息の出口を下にしてみよう、ということです。
マウスピースをお湯で温めて外して、息の出口がトーンホールとは逆の向きになるように差し込みます。
息の出口が下になるように差し込む
さて、これで吹いてみましょう。構造上ティンホイッスルの音は風に弱い(風が吹いてると音が通らない)んですけど、マウスピースを180度回して吹いたら、音が風で消されにくいカンジでした。息の出口が下だからなのかしら? 音色ほとんど変わらなかったです。
演奏に効果音を入れる
バカなことをやってみましょう〜、その3。
演奏中の何小節かのインターバルがあった時、効果音として使ってみようということです。
あらかじめマウスピースを外せる状態にしておいて、とりあえず普通に演奏を始めます。それで、インターバルの部分が来たら、マウスピースを素早く「すぽーん!」と抜いて、マウスピースだけで思いっきり強く「ピィーーーーーーッ!」と吹きます。要するに運動会のホイッスルと同じですね。あるいは、演奏の終わりに「ピィーーーーーーッ!」と鳴らして、曲を終わらせるのも面白いんじゃないでしょうか。
カップル専用にする
バカなことをやってみましょう〜、その4。
カップル専用のティンホイッスルを使って、ステージ・パフォーマンスをしようってことです。
これだけは、同じメーカーの同じキーのティンホイッスルがもう一本必要です。ここではウォルトンのスタンダードとギネス(共にD管)を使います。
片方のティンホイッスルのマウスピースを外します。ここではギネスのを外します。
それを、もう一本のティンホイッスルのベル部分(管体末尾)に差し込みます。
こんなのができました。両方にマウスピースが付いてるワケですね。
これをカップルが両方からくわえて、吹くワケです。トーンホールも二人で左右三つずつ押さえます。緑のマウスピースの人が手前のトーンホールを片手で三つ押さえて、
白いマウスピースの人も手前のトーンホールを片手で三つ、それぞれ押さえるってことです。
これで吹くと、ベルが無い状態なので当然、出る音階はメタクタです。なので指も二人で適当に動かしちゃいます。ステージ・パフォーマンスでウケを狙うには面白いかも。息を出し合うし、相手の息を吸うこともあるでしょうから、息が通る管体の中は綺麗に掃除しておいたほうがいいでしょう。
なんでカップル専用か、ですって? あれですよ、カップルがひとつのグラスにストローを2本入れて飲むのと同じ発想のパフォーマンスです。それに、好きでもない人の息を吸いたくはないでしょうから。
でもこのパフォーマンスをやると、バカップルに見えちゃうかも(笑)。
水まき道具にする
バカなことをやってみましょう〜、その5。
庭の水まき、玄関先の水まきにティンホイッスルを使おうってことです。
マウスピースをお湯で温めて外します。ここでは管体だけを使います。
水道の蛇口にホースをつなぎ、ホースの先に、管体のマウスピースが付いていた側を突っ込みます。そのほうがホースが深く入るので。それで、管体が水圧で抜けないように、しっかり握って、水道の蛇口をひねって水を出します。管体のベルとトーンホール、合計7つの穴から水が吹き出して、水まき道具の出来上がりー。管体内部の掃除もできて、一石二鳥っと。
エアガンにして遊ぶ
バカなことをやってみましょう〜、その6。
吹き矢と同じように、中に物を詰めて吹いてみようということです。
マウスピースをお湯で温めて外します。ここでは管体だけを使います。ティッシュを小さくちぎって、それを手のひらで丸めて、管体に入るくらいの大きさにします。
ティッシュはできるだけ硬く丸めたほうが飛びやすいので、大きめにちぎったほうがいいかと思います。
トーンホールを全部塞いで、反対側をくわえて、息を思いっきり強く吹き込みます。すると凄い勢いで「シュポーン!」とティッシュが飛んでいきます。はい、ティッシュ・エアガンの出来上がりー。演奏後のパーティ会場などで、ぶつけ合って遊ぶと面白いかも。当然、くわえる部分は綺麗にしておいたほうがいいですね。
携帯電話の飾りにする
バカなことをやってみましょう〜、その7。
携帯電話のアクセサリーにティンホイッスルを使ってみようということです。
ここではマウスピースだけを使います。マウスピースをお湯で温めて外します。携帯電話のストラップ穴に通せるくらいの細さで、適当な長さの紐を用意します。
マウスピースに紐を通してから…
ストラップの穴にも通して…
紐を縛って出来上がり。
実際は、携帯電話専用のストラップを付けて、それに短い紐でマウスピースを付けるほうがスマートかも。こんな風に。
JASRACのおまけで貰ったストラップはかっこ悪いんですけど…、これしかなかったです。
痴漢よけに使う
バカなことをやってみましょう〜、その8。
電車やバスなどで痴漢にあった時、泣き寝入りしないためにティンホイッスルを使ってみようということです。
マウスピースをお湯で温めて外します。首にかけられるくらいの長さの紐を用意して、それをマウスピースのエッジ部分に通してから結びます。
実際は、写真の紐よりももっと長いほうがいいでしょうね。紐は細いほど音がよく鳴るので、できるだけ細いほうがいいでしょう。細くて丈夫な紐だとタコ糸などがいいかもしれません。
これを首からぶら下げて、服の内側に隠しておきます。で、実際に痴漢にあった時、そーっとマウスピースを取り出して「ピィーーーーーーッ!」と。少なくとも周りからは何事かと注目されます。
と同時に、バッグに仕舞っておいた管体を出して、相手を叩いたり突付いたりすると、いい仕返しになるかも。
ただ、相手がどんな人か解りませんので、痴漢よけに使う時には、くれぐれもご注意を。驚きのあまりに逆ギレされるかもしれませんし…。後は自分で考えてください。