※レビューは、あくまでも主観・個人的な感想であって、「吹きやすい」という表現は、あくまでも「自分の吹き方に合っている」という意味に過ぎません。別の人が吹いたらきっと吹きやすさの印象が全然違ってくるでしょうね。
ジュピターという台湾のメーカーですが、昔の品質はあまりよくなかったらしいですね。実際私も20年以上前に同社のサクソフォンを買ったことがあるけど、あれはひどかった・・・
でも近年になって相当品質が良くなっているらしく、それが認められて、10年くらい前から日本でも学校の吹奏楽部で教材として使われ始めているらしいですね。
で、同社のモダンピッコロJPC1010Eです。22年前のYPC62事件(「ピッコロへの想い」序盤を参照)で挫折してからずっと離れていましたけど、技術を復活させたので22年ぶりにモダンピッコロ買いました。
黒い部分は本来ならグラナディラなどの木でしょうけど、代わりにABSを使っているので、管理にあまり気を配らなくてもいいのが助かります。プラスチック製の管楽器は本当に好きなんですよ〜。
メッキされたジョイントやキーメカ部分はオーソドックスな金属製で、タンポもコルクも普通の物。つまり黒い部分がABSなこと以外は通常のピッコロと同じ材質ってことで。
このシリンディカル円筒形ジョイントのデザインに負けた。惚れた。はぁ〜美しすぎる・・・
他社ほど凄くはないけどメーカー保障もあるし、ショップ保障も長年付いてるので、部品の在庫さえなくならなければ、オーバーホールを繰り返しながらかなりの年数使えそうです。
ってか、モダピ(モダンピッコロ)ってこんなに小さかったっけ・・・そうか、そうだったよなぁ・・・何もかもが懐かしい。
モダン楽器というかキーメカニズム付き楽器は、キーメカやタンポやジョイントとかへの砂やホコリの浸入が怖いので、室内とか車の中じゃないと怖くて使えないですね。
これと同じデザインのモダピは、あとはもうゲマインハートの4Wシリーズしかないので、それは木製だし、まぁ死ぬまでに入手できればいいです。
いや、一生このJPC1010Eだけでもいいや。私にはこれで充分すぎる。