◇いろいろなミニ横笛についての考察:その3◇


2021/02/06

ヒーリーのページの「独り言」にも書いたが、管体内部の割れ疑惑について散々悩んで各方面に相談しまくって断られまくった(笑)結果、最後の頼みの綱としてサトテクさんに見てもらって、割れではなく製造工程で付いたただのキズだということが判明し、やっと安心できた。何しろ割れだと思い込んでいたので、ヒーリーが無事だったことにホ〜〜〜ッと胸を撫で下ろした次第だ。
それ以来ヒーリーの健康管理には今まで以上に気を配るようになり、ケースもケースカバーも新調して、この冬の寒さから守るために保温バッグと毛布グルグル巻きで防寒対策まで徹底的に強化(笛ウォーマー後日談参照)して、オイリングの方法や周期も見直した次第だ。

いやはや、木の笛というのは本当に健康管理に気を使うが、慣れてしまえばこれもけっこう楽しくもある。

またまた入れ歯の話になるが、一つ上の記事に書いた
「アゴ引き・真下吹き・真ん中尖り反らし」
をスムーズに無理なく行うためには、入れ歯を自分でヤスリで削る必要があった。なぜなら、当時出来上がってきた入れ歯は私のアンブシュアにとってはかなり窮屈で両サイドが口の内側に当たってしまって痛かったし、歯の部分も長すぎたためにうまく息を吐き出せなかったからだ。
削ることを歯医者さんに頼んでもよかったのだが、私のアンブシュアにジャストフィットさせるためには実際に吹きながら少しずつ削る必要があり、細かいところまでは伝わらないと思ったので頼まなかった。

ツイッターの某フォロワーさんのご両親は自分の口にジャストフィットさせるために、やはりヤスリで自分で入れ歯を削ったらしい。同じようなことを考える人って多いのね。

おかげで改造後の入れ歯は大体好みに合っていてけっこう使いやすい。もっとも吹いていて力みすぎてしまった時には締め付けられた入れ歯が外れるが(笑)これはひとえに私の技術が未熟なだけで、力みが出ないように練習すればいいだけの話。
これでピッコロ演奏用の道具のセッティングは万全だ。あとは私の努力次第だ。がんばろう。

 

ところでツイッターで見かけたのだが、「アイリッシュピッコロ」という呼び方はhataoさんが積極的に広めたらしい。そうだったのか・・・全然知らなかった。
この「アイリッシュピッコロ」という呼び方についてアイリッシュ界隈で異論を唱えている人もいらっしゃるようだが、私はこの呼び方でいいと思う。それが一番わかりやすいし字面の響きも個人的に気に入っている。
EMP(アーリー・ミュージック・プロジェクト)さんはアイリッシュピッコロのことを「フォークピッコロ」と呼んでいらっしゃるようだが、フォークピッコロという呼び方でも全く問題ないと思う。
いずれにせよ私はアイリッシュは全く吹けない門外漢なのでトーシローは黙ってることにします(笑)

 

それにしてもこの冬の時期はヒーリーのオイリングを頻繁にできるので嬉しい。毎週末の楽しみになっている。オイルを塗って寝かせているヒーリーを見ているととても癒やされる。漫画にもその楽しさを描いている


2021/03/14

現在所有中のミニ横笛を好きな順に書いてみると・・・

ヒーリー
ゲマイン
きつねシャイニング
鉄工所
マイケル
ディップク
ディッ金
ヤマハ

の8本。

そして、手放してちょっとだけ後悔しているのが、
ニューボイス
シャイニングのカラフルエディション3本
なのだが、ニューボイスはあまりにも吹奏感のクセが強すぎてアンブシュアにそれこそ変なクセが付いてしまうので、これだけは手放して正解だったかもしれない。
シャイニングのカラフルエディション3本は確かに後悔はしているが、現在所有中のきつねシャイニングの色違いなだけなので、同じ機種をダブリで持っていても意味がないとも思う。
まぁこれらは観賞用だけが目的なら持っていてもよかったんだけど、吹かなきゃ笛も可哀そうだし。

メンディーニPlayTec PTPC300も手放したが、これらはリッププレートが付いてるから自分のアンブシュアには合わないし、特に持っていたPlayTec PTPC300の外観はマイケルとダブるし総銀色のPlayTec PTPC100を買おうかと思ったこともあったけどメンディーニと同じく極細だから引き立て役には・・・(以下自粛)

欲を言うならば、最後の買い物としてニューボイスを買い戻すことと、もしNuvoがプラスチック製のモダンピッコロを出してくれたらそれを買うこと。
それ以上はもう欲しい笛は一切なくなった。


サイト開設20周年記念:1996年のYPC62挫折事件の決定的な原因

2021/05/02

冒頭にも書いたとおり、1994年にヤマハピッコロYPC62を買ってしばらくは問題なく吹いていたのだが、1996年になってから音が出にくくなり、焦ってリキみかえってムキになって息を吹き込んでいるうちにどんどんアンブシュアが固くなっていってしまい、最後にはとうとう音自体が全く出なくなって、泣く泣くピッコロを挫折した。
その原因、つまり「なぜアンブシュアが固くなっていったのか」を最近よーーーく思い出してみたら、原因がわかった。

今になってよく思い出してみると、1996年当時はバンドを組んでいてドラムを叩きながら歌っていたのだが、歌う時に「怒っているように口にチカラを入れたチューをしたままずっと歌っていた」ことが最も良くなかったことに気付いた。あれによって上唇がリキむクセが付いてしまい、上唇がどんどん固くなっていったのだ。
それに1996年当時はバンドの練習に夢中でピッコロの練習をサボり気味だったこともあり、二重の意味で自分をヘタにさせる要素があった。
あれらがいけなかったのだ。あれらが、アンブシュアが固くなって崩れた決定的な原因だったのだ!

だから今は歌う時でも喋る時でも、絶対に上記のような「怒っているように口にチカラを入れたチューをしたまま」の状態にすることはたとえ一瞬でも絶対にしないことにした。
もちろん練習もサボることなど絶対にせず、ほぼ毎日研究と練習をしている。

この原因発見こそが、ピッコロを生きがいにしている自分にとって、サイト開設20周年記念に最もふさわしいコンテンツだ。


2021/06/13

今でこそ「ピッコロ」という言葉を平気で使ったり聞いたりできるのだが、実を言うと、2018年にピッコロの練習を再開する前までは「ピッコロ」という言葉(文字も含む)を使うことも見ることも聞くことも非常につらかったのだ。その言葉に非常にナーバスになっていて、潜在意識下に封印して眠らせておいたYPC62挫折時代の心の傷がよみがえってきてしまっていたからだ。
それほどまでに心底ピッコロを愛していたことが自分でも痛いほどわかる。

でも今は違う。入れ歯のおかげで上達してきているからこそ、最高に幸せな思いを込めて「ピッコロ」という言葉を受け入れることができるようになった。自分の努力のたまものでもあるが、それも笛の神様や守護霊さんからのお導きによるところが非常に大きいと思っているので、これはもうただただ笛の神様と守護霊さんと大自然の神様に感謝するばかりだ。
え? 大自然の神様は関係ないだろうって? まー細かいことは気にしないでください。

それはさておき、

二つ前の記事で「もう欲しい笛はなくなった」と書いたが、まだあった。パウエルPS-750という、キーがステンレス製で形が四角という極めて珍しいモダンピッコロだ。一目惚れしてしまった。
これ↓

https://twitter.com/mea_dot_jp/status/1404882364069683204

http://mastermusic.biz/?pid=61513167

めっちゃかっこよくて欲しいけど、たっかーい。今の経済状態では到底無理なので死ぬまでに入手できればいっか。できればキーがブラスメッキで管体がプラスチックのが理想だけど、そんなモデルあるのかな?
まぁあったとしても今はまず買えないので、当分の間はネットの画像を見て指をくわえていよう。


2021/09/21

それにしても、一生どころか、いつか寿命が来て死んで霊界に行っても、その先また何度か再生を繰り返して最終的に解脱して霊界だけでの修行になったとしても、永遠に、そう文字通り永遠に楽しめるミニ横笛(ピッコロやファイフ)という生きがいを今回の地上人生で見つけたのだ。
自分にとってこれ以上の精神的な幸せはまず無い。

もともと楽器や音楽は霊界が発祥のもので、そういう芸術関係の趣味は霊界ではとても歓迎される。なので尚更永遠性がある。

今回の人生で物質的や金銭的には満たされていなくても、今後もこの世にいようと霊界にいようと、精神的に永遠に生きがいを抱き続けることができて、精神的に永遠に満たされることが約束されているのだから本当に凄いことだ。

これはとても幸運なことだし今後の永遠なる霊的人生においてのすっごい強みだと思う。生まれてきてよかった。


2021/10/09

入れ歯のおかげで2年間の横笛大スランプから脱することができたんだよな。入れ歯を思いつかなかったら今でも苦しんでいたかと思うとゾッとする。
思いついて本当によかった。

入れ歯を使いだしてアンブシュアが安定してきたら安心しちゃって気が抜けたのか、スランプ時代の強烈な焦りによる無茶な練習欲がなくなった。
もちろん飽きたのではなく今でも世界中で一番好きな楽器だし生きがいだけど、もっとまったりやっていいんだ、よかったー

って感じになってる。

1994年〜1995年のピッコロ全盛期は誰にも見せないノート漫画(幼女になって山奥の一軒家でピッコロを楽しむ内容)を描いてはニヤニヤ悦に入ってたし、案外サイトに閉じこもって一人でひっそり喜びを噛みしめるほうが性に合ってるのかもな。ふふっ。

当時も今もだけど、ピッコロの調子がいい時は漫画には吹いてるシーンが無くて、調子が悪い時は吹いてるシーンが多いんだよな。不思議なこともあるもんだ。
上手く吹けないストレスを漫画での演奏シーンで紛らわしているのかも。

 

それにしても・・・
1995年の初頭あたりにバンドでドラムを叩いてた時期、あれはピッコロの演奏技術に最も深刻な影響を与えてしまったものだった。良くない人と付き合い始めたのもいけなかった。バイクなんかに浮気してたのも最悪だった。
つまり自分の心の管理が全く出来ていなかったんだ。猛省しなきゃ。


2022/02/05

自分がピッコロやファイフを好きな理由は、小さくて可愛いことと、あの固いキーンとした音色が大好きだからなんだ、と昨日再認識した。

それにまつわる話で・・・

昨年の8/22に寝ぼけてうっかりヒーリーのエッジを丸く削ってしまったことをひどく後悔していたが、その後テストプレイをした結果、丸いエッジでも音はちゃんと鳴ることを確認出来て心底ホッとしている。
せっかくノーマル状態の直線エッジで明るく透き通った音色に作られていたのに、まるでトラヴェルソのような籠もった音色になってしまったが、この際音色の変化は置いておくとして、2オクターブ目の最高音であるC#まで鳴らすことができた。
本当によかった。私にとってはアイリッシュピッコロに限っては2オクターブ分の音さえ出せればそれだけで充分なのだ。

寝ぼけというのは本当に恐ろしい。二度とこんなミスをしないように極力気を付けるが、籠もった音色も見方を変えれば素朴で暖かくて可愛い音色でもあると思うので、可愛いヒーリーにはお似合いの音色かもしれない。これはこれで、なかなか良いものだ。


2022/03/19

こんなブログさんの記事を見つけた。

https://ameblo.jp/littlecubscouts/entry-10168868462.html
「横笛を吹いている人はいないかい?」

この記事の時期2008年といえば、私はまだ横笛を始める10年くらい前のことだが、それはおいといて、ファイフの詳しい情報がネットに載っていないし教本も殆どないと嘆いていらっしゃいます。ですよねー。今でも同じですもん。

こういう記事を見かけると、「ネットに情報がないのならウチのサイトでピッコロやファイフの情報を充実させていこうかな」とも思ったりする。ヘタなくせに情報だけは充実させたいと思う自分はヘタゆえのコンプレックスの裏返しでそういうことを思うのかもしれない。演奏で自己主張できないから情報で自己主張しよう、とか(笑) ああ、上手くなりたい・・・


2022/04/02

そういえば、今まで所有してきたミニ横笛は完全なキーレスか完全なフルキーで、所々にキーが付いたものは一本もなかった。別に意識してそうしてきたのではなくて気付いたら結果的にそうなっていた次第で。

所々にキーが付いたものはキーレスでもフルキーでもなく、なんと呼べばいいのか。
オーボエのフルオートマとセミオートマを真似て、所々にキーが付いたものは「セミキー」とでも呼ぼうかな(変?)。いや真似にもなってないがw

たった今命名したセミキーのミニ横笛でもわずかに機種があるようだが、私が知っているのは、かつてケルトの笛屋さんで売られていたジェネレーションのセミキーのBb管だ。

https://www.youtube.com/watch?v=b138QaUzT8E
「Generation "Miller Browne Fife" with 6 keys - 6キー付きミラー・ブラウン・ファイフ」

これ、管体がプラ製なので個人的に非常に興味があるが、経済難なので買えないし、お金があってもまず買わない。
ただ「こういうファイフが存在する」ということを当サイトでのピッコロ・ファイフ情報として載せておきたかっただけなので。


2022/04/19

某氏のアイリッシュピッコロ(Dixon DX008D)の演奏。
この人の唇の元々の造形とアンブシュア、とっても理想的。私の場合は入れ歯を使えばこの人のアンブシュアを真似できそう。早速やってみよう。
貴重な情報に感謝。

https://twitter.com/KandaMori/status/1240243561808846849

https://twitter.com/KandaMori/status/1240244164073160706


2022/04/24

いつかあの世に行ったら真っ先に霊界のエーテルを使ってピッコロを作る。
各部の造形や寸法や構造はヒーリーそっくりの水道管シルエットのボディに作って、材質はもう木じゃなくて割れる心配はないので、3箇所のリング(テノン)はGaleónのアイリッシュフルートのような細い金色のものにする。

歌口だけはGaleónのような四角い歌口にしたい。 ヒーリーとGaleónのあいのこでガレリーとでも名付けるか。

ガレリーに任せといてよーーー!!(刑事コロンボ「秒読みの殺人」を知らないとわからないネタw)


2022/04/28

1998年の11月からティンホイッスルを吹き始めたのだけど、当時のはジェネレーションというメーカーのティンホイッスルでボディが真鍮でマウスピースがプラスチックだった。
そのプラスチック製というのが当時は嫌で、木材でマウスピースを自作したこともあった(エッジの作りを間違えて音は出なかったが)。
それくらい当時はプラスチック製というのが嫌だった。

だが今は逆に木製よりもプラ管のほうがずーっと好きになっている。この24年の間に何があった?と自問自答してみると、ティンホイッスルで総プラスチック製のディクソンDX001DディクソンSVの影響がかなり大きいのだと思う。それらを長年吹いていたことによってプラ管の手軽さ・持ちやすさ・音色・ツヤなどの魅力に気付いたことがかなり大きいっぽい。

だからこそ最終的には霊界でガレリーを作りたい。まぁあっちの世界ではプラ製じゃなくて霊界のエーテル性になるのだが。


2022/05/03

ファイフにサムホール付きが多いのは、サムホールを無くして2オクターブ目のCを全穴塞いで出すまではいいけどC#の半ずらしが大変だから、という理由なのかもな。
実際自分も小指の半ずらしだけは苦手だし。

小指でもできる人はできるんだろうけど自分には無理。


2022/05/21

出来立ての頃の入れ歯はすっごく窮屈で歯茎が痛かったけど、歯茎周りを削りまくったら今では全く痛くない。
それでもどんなに締め付けても入れ歯が外れることはないんだから上側の歯茎への密着度が凄いんだな。感動。

サボレンでは紛失が怖くて入れ歯を付けて行かないんだけど、入れ歯無しのアンブシュア不安定すぎ。こりゃしょっちゅう崩れるわ。改めて思い知った。
2018年はよく入れ歯無しで音を出せてたな。いや当時もかなり不安定でしょっちゅう変動してたか。最終的に撃沈しても当然だな。

入れ歯ありのアンブシュアを常に安定させたい。でも入れ歯をサボレンに付けていくのは紛失が怖い。
おかげで入れ歯無しの悪い癖がついて上達が遅れ、週末の入れ歯ありの農道吹きで悪いクセを矯正するのに時間がかかる。

ジレンマ。

結論:サボレンをやらなきゃいい。

・・・い や!!


2022/05/29

https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e1052547266
「SM Japan ベリーナ(BELLINA)ピッコロ」

https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/t1052547425
SM Japan POETピッコロ

こんなのを昔作っていたとは・・・ 管体はプラスチックだよね? 特にベリーナが超好み。プラ管大好き。
SM Japanさん素晴らしい! 復刻版でまた販売してほしい。
ってかメーカーがもう存在しないのか・・・


2022/06/11

先日作り直した新しい入れ歯があるので、今朝は2時間ほど農道でアンブシュアの模索をしてきた。
以前からすっごく憧れていた横笛吹きさんが居て、その人のアンブシュアが本当に見とれるくらいに綺麗で好みで、どうしても真似してみたくなって今朝2時間かけて模索してきた。まぁ模索して初回としては納得がいった時点で結果的に2時間経っていたというだけだが。

初めての試みで全然慣れていなくて序盤はかなり苦戦したが、ちょうど自分の上唇中央のコブを逃がすためには効果的なアンブシュアだということもわかって、どこの筋肉をどう使えばいいかまでわかって、ようやく基礎の入口までこぎつけることができてマジで嬉しい。
今回の新しいアンブシュアの注意点やノウハウをあちこちに覚え書きしておいたので、今後もそれを見返しながら頑張りたい。

今朝はゲマインシャイニングヤマハを持って行ったのだが、今回の新しいアンブシュアではヤマハがダントツに吹きやすかった。
ヒーリーは別格の吹きやすさだが、まだディクソンを吹いていないので、次回はディクソンも持って行って吹き比べしたいな。

それはそうと、ティンホイッスルのディクソンSVの時もそうだったのだが、なんで私はことごとく安い笛が吹きやすい体なんだろう?(笑)
私についているのはお財布に優しい笛の神様なのかな?

いろいろな意味で笛の神様ありがとう!!

ちなみに2年ほど前に作った入れ歯は窮屈すぎて当時のアンブシュアを作る時に歯茎が痛くなってヤスリで各部を削りまくったのだが、今回作った新しい入れ歯は今回の新しいアンブシュアを作る際には全く痛みも違和感もないので驚くと同時に嬉しい。
なので当然今回の入れ歯はどこも削っていない。
入れ歯の付け心地が改善されたことももちろんあるだろうが、アンブシュアが変わるとここまで痛みや違和感が消えるものなのかー。しゅごいにぇ〜。にぇ〜え?


2022/07/17

世間では大変なことがたくさん起きているが、個人的には今年は非常に良いことがあった年だ。

なんといっても今まで思い付きもしなかった全く新しいタイプのアンブシュアをYouTubeで見つけて取り組み始めてうまくいきそうな感じなので、これ以上の嬉しいことはない。
その意味で今年はYouTubeにすごく救われた。感謝!!


2022/11/28

これ YouTubeのとある男性のアンブシュア練習動画なんだけど、

https://www.youtube.com/watch?v=Obg92KQiMrY

この男性気の毒すぎる。 コメントの「He looks so sad」も同感だ。

彼はおそらく全く音が出ないことを苦にして藁にもすがる思いで、ジェームス・ゴールウェイのエクササイズを真に受けてゴールウェイのアンブシュアが絶対に正しいと思い込んでしまっているのか、意味のない、いやむしろ逆効果になりかねない練習をしてしまっている。
アンブシュアっていうのはこれという正解がないから、たとえゴールウェイのような世界的に有名な奏者でもエクササイズを100%自分の練習に取り入れちゃ絶対いけないんだ。あくまでも参考程度に留めなきゃ。
1000人いたら1000通りのアンブシュアがあるんだから、たとえ世界的なプロ奏者といえども100%妄信しちゃダメだよ。

それをコメントして教えてあげたいけど、彼のための具体的な解決策が自分にはわからないために、かえって混乱させてしまうので、コメントはしないほうがいいだろうと思う。
彼が彼自身に合ったアンブシュアを見つけられることを切に祈る。

同じことをしてしまっている人も多いのかな? とにかく気の毒・・・


2023/02/12

https://kpax.web.fc2.com/other/fife_analysis.html
「ファイフについて」

ファイフ(ピッコロによく似た小さな横笛)って発祥が中世ヨーロッパだったのか。
自分、前世に生きてたのが中世ヨーロッパなので、ファイフの発祥当時の地域と時代を生きてたと思うと、なんか運命的なものを感じる。その影響で今世はファイフに目覚めたのかな?

日本ではhataoさんが6穴ファイフのことを「アイリッシュピッコロ」という呼び名で広めたらしいけど、メーカー各社では「ファイフ」と呼んでるところも「ピッコロ」と呼んでるところもあるようで、呼び名の定義の明確な違いは曖昧みたいで。
でも私は6穴ファイフのことを「アイリッシュピッコロ」と呼ぶほうがなんとなくしっくりくる。たとえ近代のアイルランド音楽で使われなくなったにしても、基本的にアイリッシュフルートの縮小版なんだからアイリッシュピッコロって呼び名でいいじゃん、って思う。
いいかげんかなー?(笑)


2022/02/19

https://twitter.com/mea_dot_jp/status/1342584987258740737

うん、アイリッシュピッコロのままでいいと思う。「フォークピッコロ」だと既にs.m.Japanがその呼び名使ってるし、他にしっくりくる呼び名って思いつかないし。
「キーレスピッコロ」だとそれは説明であって呼び名ってかんじじゃないしねー。


2023/02/21

https://twitter.com/mea_dot_jp/status/1502703586500767745

いつかあの世に行ったら真っ先に霊界のエーテルを使ってアイリッシュピッコロを作る。
各部の造形や寸法や構造はヒーリーそっくりの水道管シルエットのボディに作って、材質はもう木じゃなくて割れる心配はないので、3箇所のリング(テノン)はガレオン(Galeón)のアイリッシュフルートのような細い金色のものにする。

歌口もガレオンのような四角い歌口にしたい。 ヒーリーとガレオンのあいのこで「ガレリー」とでも名付けるか。

ガレリーに任せといてよーーー!!

・・・って、これ前にもここに書いたわw ボケが始まったか自分w

「しかし横笛自体は材質より管の形が重要な楽器のため原始的な横笛であれば樹脂製の安い物でも良く鳴ってくれる」
らしい。ニコニコ大百科から。
ガレリーはデルリンというプラスチック製だ。プラスチックの横笛は大好き。

https://panduit.co.jp/column/nattoku/2627/
デルリンって結束バンドにも使われるくらい丈夫で熱にも強いんだね。強化プラスチックのようなものだな。素晴らしい。
霊界行ってガレリーを作る時、デルリンのあの質感を出そう。あの質感と微妙な光沢は大好きや。


2024/02/11

指は早く回るし半音運指テクは相変わらず健在なのだが、そう、指のほうはいいのだが・・・横笛のアンブシュアのほうがつい最近まで不安定で、ここ2ヶ月くらいでやっと入れ歯無しで安定してコンスタントに3オクターブ目のDかEまで出せるようになってきたところで、つまりそれ以前は音が出たり出なかったりの日々だった。そのことはアンブシュアの悪戦苦闘レポの最下部にも書いた通りだ。情けないことに最近になってやっと安定してきたばかりなのだ。

3年くらい前に横笛のツイキャスをやったことがあったのだが、その時はたまたま音が出にくかった時期だったので、そんなひどい状態で生放送のツイキャスをやってしまった。
そしてそれを偶然聴いてしまったある人が「サイトやツイッターでは上手くいっているように見せかけて実際には全然ダメじゃんか。ボロを出したな」というニュアンスの言葉を発していた。
確かにその時期は超不安定で演奏は全然ダメだったのは認める。だからそれ以後はよほどコンスタントに鳴らせるようになった状態でないとツイキャスとかの生放送はやらないことに決めている。

当時は指の技術は安定していてもアンブシュアが超不安定だったので、ツイキャスなどという生放送をやるには早すぎたことを今でも反省している。それで視聴者さんたちに不快な思いをさせてしまったことも反省している。

だがここ2か月間で入れ歯なしでのアンブシュアが安定してきたことで、家は楽器の音を出せないのでツイキャス再開とまではいかなくても、農道まで行って横笛を上手く吹けているのを録画・録音したりできそうな技量になってきた。2018年の3月に横笛を再開してから今まで、間に大スランプの時期を挟んでいたこともあって、実に6年近く経ってしまったが、これもひとえに私の研究・試行錯誤不足だった。

ある人の「アンブシュアというものは本当に居付かないものだ」という嘆きをツイッターで見たことがあるのだが、いえいえ、研究と試行錯誤を徹底的に煮詰めていけばちゃんと居付きますよ。私つい最近やっと居付いてくれたところです。

他にも「20年間アンブシュアを変えていない」という人もいらっしゃるし、徹底的に煮詰めればアンブシュアって居付くものだな、としみじみ思ったここ2か月間だ。

アンブシュアの悪戦苦闘レポにも書いたが、アンブシュアについて上野星矢さんから得たものは計り知れないほど大きい。彼の「アンブシュアというのは結果に過ぎない」の言葉もどれほど参考になったことか。上野星矢さん、本当に感謝しています!!

2024/03/13

https://www.youtube.com/watch?v=h1to3HSCHJw
「笛トーク vol.44 アイリッシュ・ピッコロの魅力を徹底解説!」(by ケルトの笛屋さん)

うおおおお!! これは良い!! アイリッシュピッコロ大好きや。

ケルトの笛屋さんを始めとする数々の専門家の方々のおかげで、私のミニ横笛人生は充実したものになっている。もうただただ感謝しかない。


(今後も時々加筆予定)


はじめに

とっても長い紆余曲折の話

理想のピッコロに出会うまでの話

いろいろなミニ横笛についての考察:その1

いろいろなミニ横笛についての考察:その2

いろいろなミニ横笛についての考察:その3(今見ているページ)


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