◇「花の魔法使いマリーベル」について◇



このマリーベルの真剣な表情、「頼りになる素敵なお姉さん」ってカンジで大好き

 

マリーベルの決めゼリフ:
  「マリーベルに、お任せよ!
  「マリリン・ベルルン・リンリンリーーーン!

まず始めに。この「花の魔法使いマリーベル」についてのページに限っては、画像については、私が持っているDVD-BOXやサントラCDなどの画像もありますけど、その他は、Fさんから「サイトに載せちゃっていいですよ〜」と送っていただいた画像もあります。Fさん、本当にありがとうございます。マリーベルの魅力を語るのに、私の画像や文章だけではあまりにも頼りないので、その他の画像があると非常に助かります。心から感謝しています。

Fさんはネット友人で、私に「花の魔法使いマリーベル」の存在を教えてくださったのでした。

こんなに童心に帰ることができて純粋で優しい気持ちになれるアニメを、私は他に知りません。「花の魔法使いマリーベル」は、残念ながらあまり知名度が高くなく、名前を聞いたこともない人も多いみたいで(実際私もその一人でした)、非常に残念です。こんな不安な混乱の時代だからこそ、一人でも多くの人に、愛と夢と優しさを与えてくれる「花の魔法使いマリーベル」を知って欲しいと思います。そして、こんなに素晴らしいアニメを教えてくださったFさんには、本当に心からの感謝の気持ちでいっぱいです。この場を借りて、深くお礼申し上げます。

えっとですね、実は私、ネット友人のFさんではなくて、近所にリアル友人が居るんですけど、マリーベルの存在を知ってから後、その近所のリアル友人の家に遊びに行った時、マリーベルのことを話してみたんですよ。以下、その時の会話です。

 

 

そしてその後、その近所のリアル友人の家に通いつめて見せてもらって、大ハマリになって、自分でDVD-BOXを買う決意をしたのでした。といっても元々ビンボーゆえに新品を買うことには抵抗があったので、ヤフオクでGENEONバージョンのBOX1とBOX2の中古が安く出品されていたのを見つけてゲットしたのでした。しかもBOX1のほうは外箱が無い状態のを買いました。ま、安く手に入ったんだから、いっか。

 

「花の魔法使いマリーベル」は、小さい女の子向けの、1990年代前半に放映されていたアニメらしいです。園児や小学校低学年くらいまでの女の子をターゲットにして作られたアニメだそうです。詳しくは、wikipediaを参照してください。

http://ja.wikipedia.org/wiki/花の魔法使いマリーベル

マリーベルの声や歌を演じた本多知恵子さんは既に他界されていますけど、本当に声の演技が上手で、マリーベルのイメージにピッタリな、明るくて素直で温かい本多さんらしい、素晴らしい演技をしていました。もう本多さん以外には考えられないと思うくらいにピッタリです。

さて、私が持っているDVD-BOXの紹介です。GENEONバージョンのBOX1とBOX2を持っています。これで全話網羅になります。先にも書いたように、私が持っているBOX1には外箱は付いていません。ま、ブックレットも最初からBOX2にしか付いていないらしいので、BOX1については、安くゲットできたという意味で、私的にこれでよかったんだと思います。それに外箱とかのパッケージにこだわるような性格じゃないし、肝心の作品を見れればそれでいいという考えなので。

 

ブックレットの中身の大きいサイズ画像はこちら(サイズが大きいので、別ウインドウで開きます)。

 

以下、収録作品一覧です。

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以上、教育アニメ版と劇場版を含めると合計53作品です。もう、全話通して何周見たか覚えていないくらいに好きです。


DVD-BOXを手に入れて、第一話でマリーベルが「怖がらなくても大丈夫よ」と言って登場した時、

もう、「マリーベル・・・マリーベルだぁ・・・!」って感激して涙が出ちゃいましたよ。あの時の感激は忘れられません。

Fさんによれば、「このシーンのマリーベルの『お友達になりましょ。よろしくね』ってセリフは、もはや既にその言葉に花魔法がかかっていた気がする」とのことです。なるほど〜。素敵〜!

マリーベルのアニメは、世間からしてみれば「幼稚すぎる」と言われそうですけど、「子供しか持っていない、どこまでも純粋な心」、そして「花魔法界という、霊界とよく似た理想的な愛の世界(これはFさんから言われて、私も「そうか、なるほど似てる!」と気づきました)」など、マリーベルのアニメには、計り知れない霊的な宝物が詰まっていると思います。霊的じゃなくても、「あまりにも純粋すぎるために、見ているだけでまぶしすぎて感動する」というアニメだと思うんです。

マリーベル本人は約50万歳という年齢ですけど、それだけの気が遠くなる長い長い人生を生きてきたら、人間の心の美しい部分と醜い部分をとことん知り尽くしているでしょうし、数え切れないほどの出会いと別れも体験しているでしょうし、その上で全てを悟りきったような心になっているんじゃないか、だからああいう、心底優しい・全てを包み込むような優しい笑顔ができるんじゃないか、なんて勝手に想像しています。キャラクターの設定をする時、そういうこともちゃんと考えに入れて作ったんじゃないかと思うんですよ。だから、マリーベルのアニメを見る時は、花魔法界は霊界を意識しながら、そしてマリーベルを霊界の高級霊に重ね合わせて見ると、意外としっくり見れます。なぜなら、霊界の高級霊はその精神レベルが上がるほど、より優しく、愛が深く、明るく、純粋に、無邪気に、素直に、そして何よりも謙虚になるからです。マリーベルをこんな気持ちで見るのは、私だけでしょうか?

マリーベルが生まれた50万年前というと、人間が地球に誕生した辺りらしいですので、マリーベルは人間の始原からの歴史をずーーーっと花魔法界から見てきているワケで、その意味で「人類の母親的な守り神の一人」とも言えるのではないでしょうか?

なぜなら、後半期のエンディング曲「思われている」の歌詞を見ると、まるでマリーベルが人間たちに向かって、「それ(霊的成長をして天国に行くこと)はそんなに難しいことでしょうか? 呆れてしまうくらい遠い世界でしょうか? もう諦めてしまうほうがラクで幸せでしょうか? そんな寂しいことを言わないでください。どうか、がんばってください。心の基本的な部分では霊的成長を心がけていても、日々の生活や仕事に終われて振り回されて、だんだん疲れていってしまって、霊的成長のことを忘れてしまうこともあるでしょう。だけど、あなた達はとっくの昔に忘れてしまっているけれど、私は遠い遠い、いにしえの時代から、ずーっとあなた達人間のことを見つめて、深く深く愛してきました。そしてこれからもずっと永遠に愛していきます。この『愛』という見えないチカラを感じて、いつも強い気持ちを持って生きてください。いつの日か天国に来られる日を待ちながら、私はずっと見守っていますよ」と言っているように聞こえるんですよ。これって、神様とか高級霊の言葉そのものなんじゃないでしょうか?

ですので、やっぱり製作者さんたちは、このアニメを作る時に、神様や守護霊さんなど、霊界のことを強く意識しながら作ったのではないかと思うんです。ちっちゃい女の子(男の子もかな?)向けなアニメというところも、まだ霊界のこと(人間界に生まれてくる前のこと)を完全には忘れ切っていない幼児世代に向けて、その世代に受け入れられやすいように、マリーベルという明るくて素直で優しくて可愛らしいキャラクターを通して、神様や霊界のことを教えたかったんじゃないかと思うんですけど、イカガでしょうか?

 

また、下のサイトさんのページの、マリーベルについてのコメントにありますけど、

「改善|Freedom is the right of all sentient beings.」
http://ameblo.jp/maximals/entry-11051665549.html

純粋に善意の塊みたいな、底抜けにお人よし誰かが喜んでくれるなら大ハッスル(それがとんちんかんな行動になる事が多いものの)するという所が近いんでしょうね。

そうなんです。マリーベルのこういう心に強く惹かれたんですよ。

マリーベルのお話は、本当に感動して泣いちゃうお話が多いです。「がんばれ!タンバリン」の前編である「はばたけピッチー大空へ」や、「サニーベルの思い出の木」や、「雪の降る日の願いごと」など、その他にも素晴らしい感動的なお話が多いです。

もちろん、マリーベルは基本的にすっごく明るくて笑顔がまぶしいくらいなんですけど、それでいて喜怒哀楽が激しいのでお話の展開も、笑顔、怒った顔、泣き顔、ギャグ顔などがたくさん織り交ぜられていて、幸せな笑いあり、ハラハラドキドキあり、いろんな意味で非常に楽しませてくれます。

マリーベルは心がすっごく広くて、悪巧みをしていたジートのことを最初は「まぁーーーっ!」と怒っていましたけど、最後のほうではニッコリ笑いながら「ジートって、そんなに悪い人じゃないと思うんだ」と受け入れる心の広さを持っています。その心の広さは人間で例えるならマザー・テレサのような

「全ての人をありのままに受け入れる。どんな極悪人でも必ず美しい心の部分を持っているから、その部分に光を当ててあげればいい。そうすれば私は全ての人を愛することができる」

という、まるで観音様のような心、そういう心をこのアニメはマリーベルというキャラを通して伝えているようにさえ見えます。いえ、あくまでも個人的見解ですから聞き流してください。そして最後はいつも、幸せになれる笑顔でお話が終わる、と。幼児向けアニメだからって言えばそれまでなんですけど、このアニメにはそれだけではない、とっても純粋な「何か」が詰まっている気がしてなりません。その「何か」が私の目からは「どこまでも優しくて無邪気で素直で純粋な心」に見えるんです。そこに心底憧れるのかもなー、なんて。

ちょっとハナシは横にそれますけど、私は映画「ハチ公物語」をテレビの再放送で初めて見た時、犬のハチが健気で可哀想で、エンディングでは悲しさのあまり号泣してしまって、「また号泣したら恥ずかしいから二度と見れない」という過去があったりします。マジです。誇張表現は一切入っていません。それだけ昔から涙もろかったのかもしれませんね。「炎の犬」なんて、最初の一話だけ見ただけで、もう泣いちゃって見れませんでした(笑)。

でも、マリーベルのお話に感動的なお話が多いのも事実だと思います。

 

あと最近、「花の魔法使いマリーベル サウンドトラック マリーベルと歌おう!」というサントラCDを買ったので紹介します。歌詞カードも、帯も、声優さんたちの寄せ書きも付いています。

いや〜〜〜、これをゲットした時は、本当に嬉しかったですー。「これで、いつでも、どこに居てもマリーベルの世界に浸れるぞー」と思ったので。

以下、収録曲一覧です。

以上、合計31曲です。

後半期のエンディングテーマ「思われている」(歌:中嶋美智代さん)が収録されていないのが残念ですけど、まぁそれは作品中でいくらでも聴けますし。でもフルコーラスバージョンはシングルCDを買わないと聴けないので、シングルCDも買いました〜。

以下、収録曲一覧です。

「思われている」は名曲中の名曲だと思います。


「きっと出来るね!」の歌詞の考察

サントラCDに入っている「きっと出来るね!」の歌詞は、最初に聴いていたうちはあまり意味がわからなかったんですけど、最近になってからわかってきたような気がします。どういうことを伝えたかったのか、考察してみました。

・・・と、どうでしょう? こういうことを伝えたかったんじゃないかなーと勝手に思っていますけど。私も、いつも「みんな愛してる」と思っていられるような心になりたいです。それこそマリーベルのように。

辛いことや悲しいことがあって心がひねくれてしまいそうになった時には、「み〜ん〜な〜愛してる〜♪」と心の中で歌って、マリーベルの心を思い出しています。とっても励みになります。


そして、Fさんが、なんとなんと、集めているマリーベル・グッズの写真を送ってくださいました。「サイトに載せちゃっていいですよ〜」と言ってくださったので、お言葉に甘えて載せちゃいます。


Fさんによれば、「ぬりえとメモ帳は、広げて裏表紙も見えるようにして撮影しました。あとは香水瓶本体と、香水瓶外箱、食玩タンバリンです」とのことです。いや〜、可愛らしいグッズですね〜。DVD-BOXやCDの写真だけではイマイチ華やかさに欠けるので、このページを華やかにするために、Fさんの写真はとっても助かります。Fさん、本当にありがとうございました〜! 大感謝です〜!

 

そして、最近ヤフオクで食玩の「プチ・マリーベルタンバリン」を入手しました。なぜかプチ・マリーベルステッキのパッケージに入っていましたけど(笑)。ま、いっか。

既に組み立て済みで、とっても可愛らしいマリーベルのシールが最初から貼られていました。

中に鈴が入っていてチリンチリン鳴ります。かわいいです。

これで、マリーベルがマリーベル・タンバリンを叩くシーンの時に、マネっこの成りきりにも気合いが入るというものです(笑)。このシリーズには他にも、コンパクトやステッキもあるんですね。

このページは、「花の魔法使いマリーベル」について、私がどれだけマリーベルの心に憧れているか、どうしたらマリーベルのような「どこまでも優しくて純粋な心」になれるか、などを考えていくページです。他にも、好きな話のこととかシーンのこととか、いろいろ書きたいことを書いていこうと思います。

あと、メインキャラ以外で好きなのは、40話「コスモスの妖精を探して」に出てくるミリィちゃんです。

妖精をちょうちょさんだと思っていたところがかわいい。その後の、「だって、ちょうちょさんには大切なお仕事があるんだもん」って言うのもかわいいです。

 

最近になって、やっとジーコ(ジートが女装した状態)を直視できるようになりました(笑)。今までは直視できなかったんです気持ち悪くて(笑)。だってー、女装した姿自体は仕方が無いとしても、本当の女性はあんなクネクネした言動や仕草はしないですもん。マギーさんみたいに普通に女性の立ち振る舞いをしていればいいのに、あんな大げさな言動するから気持ち悪くなっちゃうんだってば(笑)。


それから、バートさんの、このシーン、

 

「そんなところで何をしておるんじゃ?」

「じゃと、いいのぉ。わしも、マリーベルが戻って来ると信じておる。あの子は必ず帰ってくるさ」

「わしゃぁなー、花も嫌いじゃったが、人間も大嫌いじゃった。
 お前たちが隣に越してくる前まではな。
 じゃが、お前たちとマリーベルがやってきてからは、わしの周りには、いつも花と人間が溢れておった。
 そのことに、たった今、気づいたんじゃよ」

 

もう、とっても弱いです。「バートさん・・・バートさん・・・!!」って感激しちゃって涙ポロポロでした。

 

(2017/07/02追記)
ツイッターで知ったのですが、月間OUTというアニメ情報雑誌の1993年2月号に「マリーベルの初期設定大公開」という紹介が見開き2ページ分で載っていたそうで、それを見たいがためだけに通販でゲットしました。これがその紹介画面です。文章や画像の細かいところまで見れるように、スキャンした時のままの寸法にしてるので、別ウインドウで出ます。

当時の本多知恵子さんのコメントが載ってる〜。本多さん、マリーベルという素晴らしいキャラクターにピッタリの声を吹き込んでくださって、ありがとうございます! マリーベルの声は本多さん以外にはありえないと思う。他の人が声当てやっても似合うのだろうけど、本多さんだからこそ、あそこまでの魅力的なマリーベルになったんだと個人的に思います。


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