◇日本の販売業者 EMPさんについて◇


アーリー・ミュージック・プロジェクトさんについて、以下EMPさんと略させていただきます。念のために、EMPさんは「東京の通信販売の事務所」のことです。楽器・CDその他、音楽関係のものをいろいろと扱っている事務所です。EMPさんのサイトはこちら。

アーリー・ミュージック・プロジェクト
(東京都 渋谷区)


ここに書いてるコメントは、私が個人的な範囲で調べただけの内容に過ぎないので、私のコメントを盲目的に信じ込むのはヤメましょう。判断の参考にする程度がイイかと。

事の真相がどうであれ「これは正しくて、あれは間違ってるから、こうしなさい」みたいな押し付けは絶対したくないし、結局最後に判断するのは皆さん個人個人ですもん。

では、いってみましょうか。質問と回答の形式にして説明してます。


Q
以前、ある人から、「EMPでヒドイ楽器を買わされた、騙された」という話をきいたことがあるんだけど、真相はどうなんだ?

A
私の知ってる範囲で真相を書きます。ちょっと呆れちゃう話なんですけど。

そのお客さんは、何かの情報でEMPさんのことを知り、最初に「〜という民族楽器について初心者なんだけど、その楽器を売ってくれ」とEMPさんに頼んだ。

するとEMPさんは「民族楽器の殆どについて言えることですが、民族楽器をマスターするのは初心者には本当に大変ですよ。更にこの楽器は、これこれこういう特性も持っていて、相当練習しないといけません。難しくて大変だということをよく念頭においてください」と説明した。

お客さんは、「難しいのは解ってる。それでもいいから売ってくれ」と言って、自分からすすんで買った。

数日後、そのお客さんからEMPさんに苦情が入った。苦情の内容は「こんな難しい楽器を売りつけるなんて、ふざけるな! 騙したな! 楽器は返品するから金を返せ!」というようなものだったらしい。よくよくきいてみると、そのお客さんは、あまりにも難しすぎるので自分の手におえず、果ては「この楽器は不良品で壊れてる」とまで思い込んで苦情を入れたらしい。

(めあの突っ込み:あのねー、そこのあなた。最初にEMPさんから「初心者にはすごく難しいから大変」っていうアドバイス受けてんでしょ。それを承知の上で買ったんでしょ。そこまでしておいて、なに苦情入れてんの? 結局、自分の技術不足・認識不足を自覚してなくて、民族楽器の難しさをナメてかかってただけでしょ)

そんな経過で、そのお客さんはその後も「EMPでヒドイ楽器を買わされた・騙された」ということを言いまわっていた。

真相はこんなカンジです。ただの「勘違いした認識不足のお客さん」だったということで、こういうお客さんは問題外ですね。

事実をそのままお客さんに伝えて、お客さんの了解を受けた上で楽器を販売したEMPさんに落ち度は無い。これは明らか。


Q
ティンホイッスルについて、「EMPに騙された」という人も居るんだけど。

A
これも先の出来事と似たような…というか、もっと呆れる真相があったりします。

あるお客さんがEMPさんに「〜というティンホイッスルは吹いたことがないんだけど、吹いてみたいから売ってくれ」といって注文しようとしたらしい。

EMPさんは「このティンホイッスルの演奏には、息の強さと多めの肺活量が必要なので、息の基本的なトレーニングができていないと、演奏は難しいですよ」というようなアドバイスを、そのお客さんにしたらしい。

お客さんは「それは解ったからとにかく売ってくれ」といってそのティンホイッスルを買った。

ところが後日、そのお客さんから苦情が入った。苦情の内容は「息がキツくて肺活量が足りなくて吹けない。これは不良品だ。よくもこんなティンホイッスルを売ったな! 人を騙すのもたいがいにしろ!」…と。

(めあの突っ込み:あのー、あなた、息の強さと肺活量が必要っていうアドバイスを、しっかりきいたんでしょ。それを承知の上であなたは買ったんでしょ。で、そっくりそのまんまの理由で不良品だと言うんですか? 自分の息のトレーニング不足を誤魔化すために、逆恨みですか?)

もうフォローのしようがないくらい呆れる話です。こんな経緯で「EMPに騙された」と言われてもー。ただのイチャモンじゃん。実際にこういうお客さんが居るんだから困ったもんです。

まぁ、そういうことです。


Q
EMPのティンホイッスルについての評価が正しいかどうか、を詳しく知りたいんだけど。それと、あんた(めあ)はEMPを応援してるの? それとも否定してるの?

A
ものすごい長文になりますけど、大切なことなので、しっかり最後まで読んでくださると嬉しいです。私はEMPさんを高く評価して応援しています。その理由について書きます。

なぜこういう形でFAQにしたかというと、EMPさんの経営方針に対して疑惑を抱いている方々が居たからです。ネット上において、「EMPのサイトの楽器紹介や楽器販売の基準はおかしい・全く信用できない」などの発言もありました。その方々が心の中でどの業者さんをどう思おうと自由ですけど、それをネットという公の場所で発言するのはかなりの危険を伴うと思うのです。発言対象となった相手によっては、名誉毀損や営業妨害扱いにされてしまうこともあるからです。誰がそのような発言をしたのかについては、その発言者のことを気遣って伏せさせていただきますけど、その発言のせいでEMPさんの世間的な評価が下がってしまうのではないかと私は心配になり、このページを作った次第です。

さて本題に入りましょう。

EMPさんは、私にとって非常に存在意義の大きい業者さんで、その理由は、私が求めていた楽器を見つけることができたという感謝の気持ちで満たされているからですけど、これは完全に個人的な理由なので割愛します。もう一つ理由を挙げるならば、楽器の品質や演奏性や総合的なバランスなどをとても厳しくチェックしている業者さんなので、扱われる楽器もそれらの条件を全てクリアしている高品質な楽器だからというのが大きな理由です。

もちろん、中には、それまで扱っていたメーカーの機種の品質が落ちてしまうこともあるでしょう。そのためにやむを得ず販売を中止しなければならない場合も当然出てくるワケです。これは、一見、突き放しているような冷たいような印象を受けるかもしれませんけど、高品質な楽器を扱うという業務上、仕方の無いことだと思います。

それに、ウォルトンについてですけど、発注した機種とは違う機種が届いてしまって、その状態が何年も続いて、不要な在庫をたくさん抱えてしまうという現状になった時にも、ウォルトンの商品管理に問題があると考えるのは当然です。自分が要求している機種と違う機種が届くのでは、誰でも困るでしょう。イヤになってしまうでしょう。そのためにウォルトンの商品の販売を中止するのも、業務上、仕方のないことですよね。

ティンホイッスルについて言えば、私は別に品質があまり良くなくても、それはそれで構わないと個人的に思います。仕上げが荒っぽかったり演奏性に問題があったり気難しい特性のティンホイッスルだったりしても、それはそれで、そのティンホイッスルのカワイイ部分なのだと思います。人によって演奏方法も演奏スタイルも違うでしょうから、どの楽器が良くてどの楽器が悪いなどと決め付けることはできません。その人に合った・その人が好きになれるティンホイッスルならば、それでイイと思っています。

ですから私は、品質や演奏性に問題があるティンホイッスルでも構わず吹いているのです。どんなメーカーの機種に対しても、私のこの考え方は同じです。「演奏性に問題があるなら、それを自己流の(自分の演奏スタイルに合った)改良や演奏テクニックでカバーしてやろうじゃないの」という姿勢で吹いています。

皆さんは、いかにも私がウォルトンのティンホイッスルを頭ごなしにけなしているかのように思われているかもしれません。いえ、おそらく殆どの人がそう思っているでしょう。しかしそれは大きなマチガイです。

私はウォルトンをけなしているのではなく、ウォルトンについての事実を述べているだけです。実際に自分で吹いてみて感じたことを述べているだけです。

例えば、私がイチバン気に入っているオーバートンのソプラノD。これは最初に吹いた時に「なんて気難しい特性のティンホイッスルなのー?」と思ったものでした。「これは、かなり演奏が難しいなぁ。オーバートンを吹くための独特のテクニックが必要だなぁ」と思ったから、うちのサイトのページにそのままの感想を書いたまでです。このオーバートンのソプラノDについては、独特のテクニックが必要なのであって、楽器として欠陥商品だという意味ではありません。楽器としての条件は充分クリアしているけれどクセが強いティンホイッスルという意味でしかないのです。

しかし、お気に入りだからといってベタ誉めするのは愚の骨頂です。お気に入りだからこそ、自らすすんで冷静に手厳しい評価を付けなければならないと思っています。客観的に自分を見るという感覚と似てるかもしれませんね。

お解りでしょうか? 欠点を挙げているからといって、ウォルトンをけなしているのではないのです。むしろ逆に、その特性をそのティンホイッスルの可愛さとして述べているのです。この考え方は、どのメーカーのティンホイッスルに対しても同じです。ですからどんなメーカーであれ、販売を中止するのは個人的にとても残念に思います。しかし、品質や商品管理に問題があるメーカーだということが解れば、それも仕方のないことですよね。

話をEMPさんに戻しましょう。EMPさんは楽器の販売という業務を行っているからこそ、ユーザーをがっかりさせないために、チェックを厳しくしているのだと思います。EMPさんの本心は解りませんし、それを知る資格も私にはありません。これは当たり前のことですね。もちろん連絡を取り合ってもいないです。私はあくまで一人の客に過ぎないのですから。なので、私なりの個人的な推測を書くしかないのです。ご了承ください。

仮にあなた方が、私の持っているいろんなティンホイッスルを吹いてみたとしましょう。クラークのスウィトーンからチーフテンまで、いろんな特性のティンホイッスルを吹き比べてみたとしましょう。どう感じるでしょうか? 明らかに品質または演奏性に問題があると感じる機種があるハズです。管体のボアがあまりにも太すぎるチーフテンのソプラノDなどはそのイイ例でしょう。

そういう問題のある機種を、あなた方ならどうしますか? 肺活量が大量に必要で限られた人しか演奏できないチーフテンのソプラノDのようなティンホイッスルは、願い下げでしょう。論より証拠、その演奏性の問題は実際に吹いてみれば解ります。少なくとも、いろんな人に安心してオススメできるようなティンホイッスルではないです。それが事実です。

それともう一つ、先にも書いたことですが、ウォルトンについて、発注した機種とは違う機種のティンホイッスルが届いてしまったら、あなたならどうしますか? メーカーにD管を発注したのにC管が届く…というように、自分が欲しい機種とは違う機種のティンホイッスルが届いてしまったら、しかもその状態が何年も続いていたら、あなたならどうしますか? 言うまでもないでしょう。そのメーカーの商品管理・経営体制に疑問を抱くハズです。それが当然でしょう。

このような問題のあるメーカーや問題のあるティンホイッスルをEMPさんは素早くチェックして、ユーザーのことを充分に考えて販売を中止したのだと思います。チーフテンのソプラノDのような演奏性に問題がある機種や、発注した機種とは違う機種が届くという状態が何年も続くような商品管理に問題のあるウォルトン。このような場合、販売を中止するのは当然の措置だと思います。

また、EMPさんは楽器が入荷した時にそれぞれ個別に、つまり一つ一つの楽器の状態を全て個別にチェックして、それでチェックをクリアしたら初めてお客さんに売るという方法をとっているらしいです。ですからお客さんが受け取る時の楽器は、EMPさんの厳しいチェックをクリアしている状態というワケです。チェックで引っかかってしまった楽器の場合には必ず何かしらの注意事項や問題点を添えてお客さんに売っているようで、私もそういう受け取り方をした客の一人です。その楽器を受け取った時には具体的な問題点をしっかり伝えられていたので、問題のある楽器でも、ある意味安心でした。

「なんだ、そういう問題のある機種を結局は売っているじゃないか!」と勘違いされる人が居るかもしれないので、もう少し詳しく書くと、チーフテンについては、私が発注して入荷した時、管体のボアが極端に太くて演奏性に問題があることが初めて発覚したのです。メーカー側でモデルチェンジをした直後の入荷だったのです。私はそれでも構わないと思ったので買ったんですけど、客が私じゃなかったら、EMPさんはチーフテンを売らない方針でした。そして当然、その後チーフテンの販売を中止したのです。これでお解りですね。

それからもう一つ、楽器の入手ルートの話をします。例えばある人が「このメーカーの楽器は品質がひどいものばかりだ」と思ったとしましょう。しかしそれは果たして事実なのでしょうか? ただ単に「その人の入手ルートでは入手できない」だけの話という可能性も大きいのです。その人の入手ルートでは不可能でも、業者さんの独自のルートだと高品質な商品が手に入ることも多いのです。これはどんな業界にも言えることです。そこら辺の認識を思い込みで勘違いしてしまうと危険です。はい、私も勘違いしないように気をつけますけどね。

例えば、フィードグについて話しましょうか。多くの人は、海外の一部の通信販売などで程度のヒドイ(つまり金型などが劣化した状態で作られた)フィードグを買ってしまうことがあり、その影響で「最近のフィードグの品質はヒドイものばかりだ」という固定観念が植え付けられてしまっているようです。たぶん音割れなどのことを言ってるんでしょうけど、ハッキリ言って、その人の、販売業者さんの選び方が悪いだけです。海外の一部の通信販売などで買うと、ヒドイ出来のフィードグしか手に入らないことが多いんです。

EMPさんがフィードグを扱っているのは、良質のフィードグだけを厳選して販売しているからで、その良質なフィードグの音のカスレは、演奏者の工夫で充分解決できる範囲の不具合に過ぎないからです。だから販売しているんだと思うんです。実際、EMPさんで買ったフィードグは、私は何の苦労もなく普通に吹けるし、ティンホイッスルとしての完成度も特に問題は無いですから。

そういう業者さんで買えば良質のフィードグに出会えるし、先の固定観念は消えるんですよね。それを見落としている人が多いのは残念です。

それを、「フィードグなんてヒドいティンホイッスルを販売するなんて、EMPの評価は明らかにおかしい」などと意見するのは、まったくの勘違いであり、その人の認識不足を自分で暴露してるようなものです。まぁ、フィードグの話はこの辺で。

EMPさんの場合は、入荷した楽器に問題があると発覚したら、状況やお客さんによっては売らないということもあるようです。そしてその後販売を中止するという流れのようです。全てはお客さんへの「買ってから後悔させないため」の事前の措置だと思います。

ここまで徹底して販売楽器の品質管理をしている業者さんは、おそらく滅多に無いでしょう。

買ってから後悔してしまうような業者さんはどう考えても困り者ですよね。その意味で、お客さんのことを真っ先に考えて問題のあるティンホイッスルや品質管理に問題のあるウォルトンを、冷静にチェックして素早く対処したEMPさんは、とても優れた業者さんだと思うのです。私がEMPさんを高く評価する理由は、そこです。

ウォルトンに関しては、EMPさんは最近販売を再開されたようですが、ウォルトンの品質の問題や商品管理のズサンさは相変わらず改善されていないです。それでもウォルトンを欲しいというユーザーが多いので、EMPさんは慎重にウォルトンを1本1本チェックしながら厳選して、極力、状態のイイもの「だけ」を販売することにしたのでしょう。EMPさんの経営方針から考えれば、それが自然な理由でしょうね。

EMPさんは、どんなメーカーのティンホイッスルについても上記の姿勢と同じ姿勢で取り組んでいるのだと思います。

それからこれも大事なことですけど、EMPさんのティンホイッスルの評価のページ「Dウィスルについて」に書かれているコメントは、数人のプロのティンホイッスル奏者からの感想や評価を取り入れて、それらを総合的にまとめて、ティンホイッスルの評価のコメントを書いていることも忘れてはいけません。EMPさんのティンホイッスルの評価を否定することは、同時に、その数人のプロ奏者の存在自体も否定することになるからです。そんなこと誰が考えても不当なことでしょ。プロ奏者の存在自体を否定する権利なんて誰にもありませんからね。

で、やっと結論。

EMPさんは、様々なメーカーのティンホイッスルが手に入るので、私にとって非常にありがたい事務所です。楽器の総合的なバランスや演奏性や品質を厳しくチェックしているので、EMPさんで買う楽器は安心です。


はい、あとは短文の質問と回答です。


Q
話が長くて堅苦しくて疲れた。

A
疲れましたか? すいません。でも、ティンホイッスルの一般的な情報として、マジメな内容でどうしても載せておきたかったので。


Q
このページのコメントに意見したいんだけど。

A
このページに関する意見は、私「めあ」宛てのメールだけでお願いします。賛同の意見も反論もヒンシュクも、なんでも大歓迎です。


Q
EMPは楽器屋なの?

A
EMPさんは楽器屋さんという形のお店ではなく、通信販売の事務所です。お店は構えていなくて、あくまでも事務所に過ぎません。ですので、あの近辺で楽器屋として探しても見つかりませんよー。


Q
EMPで楽器を買う時に気を付けることは?

A
購入に関する問い合わせは電子メールではなく、郵便かFAXのほうがいいようです。演奏活動や執筆活動で事務所を留守にすることが多いようなので、確実なのは郵便かFAXでしょう。


最後に一言

う〜〜〜。ホントはこんなコメントのページ、書きたくないのよー。なんで、最初のほうに書いたような「ヒドイ楽器を買わされた」とか「騙された」とか、そういう根拠の無いみょーちきりんなデマを、わざわざここで私がフォローしなきゃならないのかしら。

別にEMPさんを擁護するような義理も借りも私には一切ないし、私はあくまで一人の客に過ぎないんだけど…。我ながらなんでここまでするのかフシギだわぁ。

でも、他人事とはいえ、間違った評判が広まるのってキモチワルイし、さっさと説明して、「こういううことだよハイ終わり!」って解決させたほうがスッキリしますからね。


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