無限ループの罠
ジェネレーションとかウォルトンとかディクソンとか、シェアを誇るティンホイッスルほど、仕様変更の頻度が高い気がするのは、私だけでしょうか? 気のせいかしら?
ティンホイッスルの情報の正確性について、時折、他の人との認識のズレが生じて、混乱を招くようです。これは私だけに限った話ではなく、認識のズレの経験をされた人は他にもいらっしゃるようですね。ギネスを例にとると…
ある時期に、ある人が、ウォルトンのギネスを買う。
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しばらく経ってから、もう一人の人が、ウォルトンのギネスを買う。
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最初の人が買ったものはマウスピースがどうやっても外れない。お湯で温めても外れない(実際私のギネスのマウスピースはどうやっても外れず、ライター火あぶり作戦でやっと外れたくらいです)。
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でも、もう一人の人の買った、同じウォルトンのギネスは、お湯で温めなくても、マウスピースが簡単に外れる。
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双方の認識のズレが生じる。それぞれ違うことを「事実」として書き、どちらとも事実であるために、閲覧者さん達はどっちの情報が正しいのか、混乱する。
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はてさて、本当はどっちが正しい情報なのか? と考えてみる。
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ティンホイッスルは、予告無しの仕様変更や設計変更が多いために、時期によっては、まったく違った仕様のティンホイッスルが作られて市場に出回る。その、仕様の違うティンホイッスルを上記の二人が違う時期にそれぞれ買うことになり、それによって認識のズレが生じる。
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結局、買った(というか製造された)時期が異なっていて、その間にたまたまギネスの仕様が変更になっていて、マウスピースが簡単に外れるようになっていた、というだけの話。
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つまり、どっちの情報も事実であり、どっちも正しいということ。
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閲覧者さん達は、「じゃぁ、仕様の違いは、いざ買ってみなきゃ解らないってことじゃん」という風に思う。
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3人目の人が買ってみたら、今度はマウスピースが外れない仕様になっている。
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4人目の人が買ってみたら、今度は外れる仕様になっている。
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認識のズレが生じるが、どっちの情報も事実であり、どっちも正しいので、余計混乱を招く。
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無限ループ。
賢明な閲覧者さんはとっくにお気づきでしょうけど、たぶん、こういう無限ループが繰り返されているんでしょう。
ギネスを例にとりましたけど、他のティンホイッスルについても同じことが言えるのではないでしょうか? 「ウォルトンのスタンダードやメロウは高音域が出しにくい」とか、「スイートーンは、EMP(アーリー・ミュージック・プロジェクト)さんで買ったものだけが、マウスピースが最初から外れる」とか、まだ他にもあるでしょうけど、先述のようなメーカー側の仕様変更が原因で、仕様変更された後に買ったある人が「自分のティンホイッスルはそういうことはない。あのサイトに書いている情報は間違っている」という風に思うこともあるかもしれませんね。でも、どちらも事実に基づいて言っているので、どちらの情報も正しいということになるでしょう。要するに、メーカー側で突然マイナーチェンジなどの仕様変更をしたために、そういう認識のズレが生じるということで、今後も、似たようなケースで認識のズレが生じることが度々あるかもしれません。ギネスのマウスピースの件は、その典型例ですね。
結局、
「ティンホイッスルは、いきなりのフェイントかけた仕様変更が多いので、ユーザーはそれぞれ、違う仕様のティンホイッスルを買うことになることも多く、混乱する。どういう仕様なのかは、その時になってみないと解らないので、これから買おうと思っている人にとってはいい迷惑。どの人も事実に基づいて書いている情報なので、どの情報も正しい」
という結論で、どうでしょう? 認識のズレが生じる原因は、製造時期による仕様の違いなんじゃないでしょうか? これがファイナルアンサーなカンジに思えるんですけど…。
というワケで、うちのサイトのティンホイッスル情報は、事実に基づいて書いていますけど、「私こと、めあが持っているティンホイッスルは、こういう仕様」というだけの話で、「他の人が持っているティンホイッスルは違う仕様の可能性がある」ということも、充分念頭においてくださいませ。
以上、私こと、めあの、「無限ループの罠」説でした。結局、どの情報も正しい、ということで。
どっちにしろ、うちのサイトのティンホイッスル情報について、最終的に判断するのは皆さん個人個人ですから、お好きなように判断してもらって構いません。