◇GUO ニューボイスフルート in C 白(愛称:スノーン)◇


スノーン:Snown(アイスランド語で「雪」)

各楽器の命名の由来は、ここを参照

4本目に買ったモダンフルートです。

管体もキーメカニズムも全てプラスチック製(ただし強度が要求されるキーのシャフトや一部のレバーやブリッジは金属製)のモダンフルートで、メーカーによれば高分子複合素材樹脂という特殊なプラスチックで出来た、GUO(ゴウ) ニューボイスフルート in Cの白(Snow White)です。所有しているフルートの中では、これが最高のお気に入りです。

以前から持っている金属製のフルートYAMAHA YFL-211S2に比べたら、2/3くらいの重さにしか感じません。とにかく軽くて、たぶん丈夫。

私がドルチェ楽器さんに注文した時、白はちょうど在庫切れだったらしく、一ヶ月くらい待って、やっと入手できました。これでーす。

 

GUO New Voice Flute in C Snow White


手下げにもなるしショルダーにもなるケースカバー


笛ケースが入る部分はもちろんチャック開閉式ですけど、サイドにもチャックのポケットが付いていて、


このサイドポケットにお手入れ用具を入れられるようになっています。笛ケース内部には隙間がなくて入れられないので。


ケースカバーの内側はモフモフ素材で、いい手触り。高級感ありますね〜。


強固なアルミケースで笛をしっかり守ってくれます。両サイドはアルミではなく分厚いプラスチックの板が貼られています。


笛ケースのロック部分に彫られている、G.M.I.C.の刻印。


ケース内部は分厚いプラスチックの枠に、やや固めのフェルトのクッションが貼られていて、笛がガタつかないようにしっかり固定されています。試しにケースを閉じて振ってみてもほんとに全くカタカタ音がしません。ずいぶん守りがしっかりしています。


左から、標準仕様のH(B)足部管、管体、頭部管。H足部管は長くてカッコイイ〜〜〜


写真からはわかりにくいですけど、頭部管の反射板のキャップ部分はコーン状にくぼんでいます。


台湾製です。GUO(ゴウ)は台湾のメーカーです。


G 01655 ってのはロット番号でしょうかね? だとしたら私のが1655本目ってことかな?

http://www.gflute.com/performer/item/168-catalina-popa
この人が吹いてるのと同じやつです。

https://www.dolce.co.jp/flute/brand/original/guo-flute/
この写真の真ん中のやつです。台湾本舗のサイトでは「Snow White」というカラーリング名になってます。

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唯一の問題がありました。

初めて組み立てる時に、足部管の差し込みがかなりキツかったので、ジョイントのオス側とメス側をサンドペーパーで削って調整しました。オス側のほうは肉厚が薄めなのであまり削らずに、主にメス側のほうを削りました。0.2mm近く削ったかも。

これはドルチェ楽器さんから教えていただいたのですが、サンドペーパーで削った時の摩擦熱によって一時的に膨張したプラスチックをしばらく放置して冷やして、もちろん削りカスもガーゼでよく落として、それから改めて差し込んでみてキツかったらまたほんの少しだけ削る、という手順を繰り返し、やっと、「オッケー。これならキツすぎず緩すぎずの丁度いい抵抗感」という状態になりました。ドルチェ楽器さん、本当にありがとうございました。

ティンホイッスルでプラスチックの加工作業を長年やってきた経験も生かせたことが嬉しいです。

プラスチック管は基本的に金型から作られるので、どんなに金型が精妙でも、どうしてもミクロン単位以下の非常に小さい単位での成型の狂いが出ちゃうんでしょうね。ジョイントなどの非常にデリケートな部分の寸法の成型はかなりシビアさを要求されるのでしょう。

なので、もしかしたらジョイントがキツいか緩いかちょうどいいかは個体差があって、ロットごとに微妙に違うのかもしれません。たまたま私のは足部管がキツかったということで。
頭部管のジョイントのほうは、最初から本当にちょうどいい抵抗感でしたので何も加工せずに済みました。

調整が無事に終わって、これで安心して吹きまくれます。よかったよかった。

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このニューボイスフルートが一番最近買ったフルートなんですけど、最高にお気に入りのこのフルートが手に入ったので、たぶんもうモダンフルートは欲しいのがなくなっちゃったような気がします。同じGUOのグラナディッティには全然興味ないし、YAMAHAとかの木製の100万以上するフルートも考えてたこともあったけど、ズボラな私はきっと水分除去管理不十分で割っちゃうかもしれないので木製は怖いし、何よりプラスチックフルートのメンテナンスフリーで手軽に扱えて軽いところが大好きなので、今後もたぶんこのスノーン(GUO New Voice Flute in C Snow Whiteに自分で付けた愛称)を筆頭に、プラスチックフルートを主に使うと思います。

 

このニューボイスフルートを吹いてみて思ったことは、ドルチェ楽器さんのおっしゃっていたとおり、慣れないうちは最低音のB、C、C♯が非常に出しにくいこと。これはディクソンSVの最低音の出し方と同じで、コツさえ掴めば大丈夫なので私の腕の問題に過ぎないということで、ただ単に今後練習がんばればオッケーだからいいとして・・・

金属製のフルートやNuvoフルートに比べたら、全体的にかなり少な目の息量で吹けること。普通のフルートと同じ吹き方をすると音が裏返って「キーン」というフリーキートーンが混じるので、必然的に少ない息で吹かざるを得ないこと。
いや本当に上手い人が吹けばたくさんの息量でデカい音を出せるんでしょうけど私にはまだそれは無理wwwなので全体的に少な目の息量で吹いてます。
っていうか、むしろ少な目の息量で吹ける点でディクソンSVの特性と同じなので、ニューボイスフルートのこの特性は自分に合っていて、すごく気に入ってます。ディクソンSVと同じく音が静かなので演奏中の自分の音のピッチを聴き取りやすいことも好きです。

たぶん人によっては息量と音量の点で好き嫌いが別れるんじゃないかなぁ? わかんないけど。

音色は、あくまで個人的な感想ですけど、木のフルートに近いような温かくて控えめの音色ってかんじに思いました。これも好きだわー。

 

でも金属製のYAMAHA YFL-211S2も、管理に気を使うとはいえ金属製独特の、あの音色も好きで時々吹いてますよ。

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これより以下は余談です。

いつかお金がたくさん溜まったら同じGUOのニューボイス・バスフルートも欲しいかなーーーなんて思ってますけど、めっちゃ高いからどうしようかな。

超廉価版とはいえ完成度がかなり高い、コストパフォーマンスがめっちゃいいNuvoが安いバスフルート作ってくれたら、Nuvoだけでバスフルートは満足しちゃうから、ここはNuvoのメーカー(正式な企業名は知らないけど検索したら「ヌーボ社」って書いてあった)に頑張ってほしいところ。

 

フルートはアンブシュアがほんとに難しくて試行錯誤の毎日です。その試行錯誤がまた楽しいんですよ。昔モダンピッコロを吹いてた時にアンブシュアが崩れて死ぬほど辛い思いをしたけど、ホイッスル保険のおかげで、また横笛に再挑戦しようって気になれましたわ。ホイッスル保険最強ですわ。


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